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【GLORY13】アーツ引退試合、注目65キロ戦久保×アムラーニ

Yuta Kubo

【写真】9月にKrushで遅れをとった野杁正明に敗れているモサブ・アムラーニ戦、負けられない勝負となる(C)MMAPLANET

21日(土)に東京・江東区有明コロシアムで開催されるGLORY13。ピーター・アーツの引退試合がイベントのメインとなる今大会で、久保優太×モサブ・アムラーニという軽量級のビッグカードが組まれている。

5月に行われたGLORY 8で-65kg Slamで優勝を果たし、立ち技65kgの世界の頂点に立った久保。キャリア初期は完全なムエタイスタイルだったが、2010年からK-1ルールでの試合が主戦場になると、徐々にファイトスタイルにマイナーチェンジを加えていった。サウスポーから繰り出す左ミドル、左ハイ、三日月蹴り、ヒザ蹴りといった多彩な蹴り技に加え、ボクシングスキルも飛躍的に向上。ヒジ&首相撲なしのルールに対応した戦い方を作り上げ、3つのタイトル(K-1、ISKA、Krush)を獲得したのち、-65kg SLAM優勝を成し遂げた。

9月に行われたKrush名古屋大会のKrush-67kg級タイトルマッチでは-65kg SLAMで決勝を争った野杁正明に判定で敗れ、連勝記録は17でストップ。王座陥落となったが、GLORYのランキングでは1位となっており、その実力が世界トップレベルであることに変わりない。対するアムラーニはアヌワット・ゲオサムリットやボーウィー・ソー.ウドムソンといったムエタイのスーパースターたちを撃破し、一躍、世界にその名を知らしめたモロッコ系オランダ人キックボクサーだ。

回転の速いフック系のパンチを主体とする攻撃的なスタイルで、-65kg SLAMでは優勝候補の呼び声も高かった。結果は野杁に敗れて準決勝敗退に終わったが、ランキングでは野杁を上回る2位。アムラー二の実力がいかに評価されているかが分かるだろう。1位=久保、2位=アムラーニとGLORY-65kg級の頂上決戦。抜群の距離感とディフェンスにおいて目の良さを発揮する久保は、左の蹴りで距離をキープしつつ、多彩な蹴りでボディを効かせ、そのままボディへの攻撃で倒す、もしくはハイキックやパンチでKOする、という必勝パターンを持っている。

その一方で、久保には左の蹴りで距離を作れず、インファイトを強いられると、苦戦する一面もある。アムラーニは高いガードとブロックで相手の攻撃を弾き返し、ロープに詰めて連打をまとめる戦い方を得意としており、どちらかというと苦手とするタイプと考えることもできる。蹴りで距離をキープできれば久保、距離を潰してインファイトに持ち込めばアムラーニという図式の試合になることが予想される。

インファイトに持ち込まれた場合に久保がどんな対策を練っているかは当然のことながら、両者がコンタクトする以前、構えて向かい合った状態での久保の左の蹴りの使い方、アムラーニの距離の詰め方に注目のカードだ。

■ GLORY 13 TOKYO 対戦カード

<ヘビー級/3分3R>
ピーター・アーツ(オランダ)
リコ・ヴァーホーベン(オランダ)

<ウェルター級ワールドT決勝/3分3R>
TBA
TBA

<ヘビー級/3分3R>
ダニエル・ギタ(ルーマニア)
エロール・ジマーマン(オランダ)

<ライトヘビー級/3分3R>
ダスティン・ジャコビー(米国)
上原誠(日本)

<ウェルター級ワールドT準決勝/3分3R>
ジョセフ・バルテリーニ(カナダ)
レイモンド・ダニエルズ(米国)

<ウェルター級ワールドT準決勝/3分3R>
ニキー・ホルツケン(オランダ)
カラペット・カラペティアン(アルメニア)

■ TOKYO SUPERFIGHTシリーズ

<ヘビー級/3分3R>
ジェロム・レ・バンナ(フランス)
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)

<ヘビー級/3分3R>
エヴェウトン・テイシェイラ(ブラジル)
ヘスディ・カラケス(オランダ)

<ヘビー級/3分3R>
レミー・ボンヤスキー(オランダ)
アンダソン・シウバ(ブラジル)

<ウェルター級/3分3R>
アレキサンダー・ステツレンコ(ロシア)
カリム・ガジ(フランス)

<ウェルター級/3分3R>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)
拳月(日本)

<フェザー級/3分3R>
久保優太(日本)
モサブ・アムラーニ(モロッコ)

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