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【UFN72】エドワーズが蹴りでパブラックを圧倒、最後はTD&キープも完璧に

<ウェルター級/5分3R>
レオン・エドワーズ(英国)
Def.3-0:30-27,30-27,30-27
パヴェウ・パブラック(ポーランド)

サウスポーの構えから左ハイをまずは見せたエドワーズ。続いて左ミドルを放ち、左ストレートを伸ばしていく。パブラックも右を返すが、ハンドスピードは明らかに違う。さらにエドワーズが左ミドルを入れ、ワンツーから組んでケージにパブラックを押し込む。小外から足をキャッチしにかかったエドワーズは、上体をあげ胸を合わせ押しこむ。パブラックがヒザ蹴りを放つと、エドワーズは左を伸ばして離れる。続く組み合いでパブラックがエドワーズをケージに押し込むも、すぐに体を入れ替えられる。

ケージを背にテイクダウンを許さないパブラック、何度か体を入れ替えると残り50秒でレフェリーがブレイクを命じる。直後にダブルレッグを仕掛けたパブラックだが、これを切られると続く打撃の間合いで左ボディを被弾する。両者が左を出し合ったところで初回が終了となった。

2R、右のショートアッパーを入れたパブラックだが、エドワーズの左ハイを被弾し一瞬、動きが止まる。すぐにパンチを放って流れを変えようとするが、空振りでもエドワーズのオーバーハンドの勢いが強い。エドワーズの左をアウトに回って外し、右フックをパブラックが被せようとする。直後にエドワーズの後ろ回し蹴りがパブラックの頭部をかすめる。初回に続き、ケージ際の攻防となるが、残り80秒で今回はレフェリーが分ける。スタンドにもどってテイクダウンを仕掛けたパブラックだが、最後は引き込んでガードを取る。果敢にパスを狙うエドワーズがラウンドを明確に取った。

最終回、左ストレートを伸ばし、エドワーズのフックをかわしたパブラックが、前蹴りが急所に当たったと中段を要請する。再開後、パンチを狙うパブラックにエドワーズの左ハイがヒット。ダウンしたパブラックが懸命にガードワークで固める。粘ったパブラック、レフェリーがスタンドに戻ることを命じる。エドワーズはケージにパブラックを押し込み、離れ際にエルボーを打ちこむ。このまま大きな動きもなく、終始エドワーズがペースを握ったファイトを展開し判定勝ちを収めた。

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