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【GRANDSLAM02】ミゲール・トーレス戦後の芦田崇宏「勝ち続けていればチャンスが来る」

Takahiro Ashida【写真】デビューから4年で13勝3敗2分と、ハイペースで試合をこなしてきた芦田。キャリア2戦の安藤達也戦前の心境とは……(C)TAKUMI NAKAMURA

8日(日)、東京都江東区のディファ有明で開催されるGRANDSLAM 2 ~way of the cage~で、安藤達也と対戦する芦田崇宏。

昨年8月に自身初の海外遠征、そしてビッグネームとの対戦=REBEL FCでのミゲール・トーレス戦を経験した芦田。結果はスプリット判定で敗れはしたものの、トーレスを相手に互角以上に渡り合う試合ぶりで、その評価を高めた。今回は海外プロモーションへの再出撃のためのリスタートになる一戦に臨む。

――芦田選手は昨年8月にレベルFCのフェザー級トーナメントに出場し、1回戦でミゲール・トーレスに敗れたものの、次戦もREBEL FCで戦うという話を聞いていました。そこで今回、グランドスラムに出場することになった経緯を教えてもらえますか。

「自分もレベルFCで試合をするつもりでいたのですが、なかなか次の大会スケジュールが発表されなくて、このまま試合をしない期間が続いてしまうと…。当初、2月に大会をやるという話で、自分もギリギリまで発表を待っていたのですが、内村(洋次郎)選手、ウィル・チョープ、ミゲールがどんどん試合が決まっていたのを見て、これはもう(大会は)ないんだろうなと思いました。そこで宮田(和幸)さんと相談して、グランドスラムに出場することを決めました」

――色々な選択肢があった中でグランドスラムを選んだ理由は何だったのですか。

「そこはもう純粋にオファーがあったからですね。まだどこからもオファーがない時にグランドスラムから最初に声をかけてもらったので、グランドスラムに決めました」

――この半年間はどんな練習をして過ごしていたのでしょうか。

「僕はデビューしてからずっと1~2カ月ペースで試合をやってきたので、基本的に試合で勝つための練習しかしてこなかったんですね。でも試合間隔が空いたので、自分が足りないことを克服するための練習に時間を割きました」

――具体的にはどのような練習を?

「まずしっかり体を作ろうと思って、HALEOさんのフィジカルトレーニングに参加させてもらうことになりました。自分が他の選手よりフィジカルがないと思ったことはないですが、間近で宮田さんを見ていると、同じ階級としてどうなんだろう?と思うんですよね。

やっぱり海外の選手と戦って勝つには宮田さんくらいのフィジカルがないとダメだと思うし、宮田さんと話をする中で『ちゃんとフィジカルトレーニングをやりたい』と伝えて、HALEOさんを紹介してもらいました」

――トレーニングの成果は感じていますか。

「自分ではあまり分からないのですが、周りからは身体がデカくなったと言われます。ただまだ探っている状態というか、HALEOでは競技的な練習はやらないので、HALEOのトレーニングで得たものをどう格闘技の練習に活かすかは自分がやるべき作業かなと思います」

――なるほど。では競技的な部分で取り組んだこと、新たに始めたことはありますか。

「三郷のジムにDJ(taiki)さんが来るようになって一緒に練習させてもらっています。DJさんはこっちが最近の練習で『ああだった。こうだった』と伝えると、それに合わせてメニューを考えてくれるんですよね。それがすごく勉強になります。DJさんはそういうことをやらないイメージだったので、ちょっと驚きました(笑)。

あとは寝技もエスケープやディフェンス以外に、自分から攻める練習や下からの練習を増やしました。基本的にうちのジムはオフがないんで、試合が決まれば追い込みますけど、試合がなくても強度が強い練習をしているので、練習そのものはしっかりやっていました」

――試合がない時期というのは『これからどうしていこう?』と考えることもあったのではないですか。

「そうですね…でもそれは僕が考えてもどうしようもないことだし、とにかく勝ち続けていればチャンスが来るだろうとプラスに考えていました。一からやり直すというわけではないですけど、また戦績を作り直していこうって感じですね」

――対戦相手の安藤選手にはどのような印象を持っていますか。

「試合が決まってから映像を探したんですけど、フルのものがなくて、ネットでダイジェスト映像を少し見たくらいですね」

<この項、続く>

■ GRANDSLAM 02 対戦カード

<バンタム級/5分3R>
上田将勝(日本)
ビクター・ヘンリー(米国)

<フライ級/5分3R>
飛猿☆No.2(日本)
鈴木隼人(日本)

<フェザー級/5分3R>
今成正和(日本)
伊藤健一(日本)

<フェザー級/5分3R>
芦田崇宏(日本)
安藤達也(日本)

<バンタム級/5分2R+Ex.R>
佐々木郁矢(日本)
竹中大地(日本)

<ミドル級/5分2R+Ex.R>
坂下裕介(日本)
ボブ・アームストロング(ニュージーランド)

<フライ級/5分2R+Ex.R>
宮城友一(日本)
八王子・オブ・ザ・デッド(日本)

<ライト級/5分2R+Ex.R>
星野大介(日本)
伊藤有起(日本)

<グラップリング特別ルール・ライト級/5分1R>
奥出雅之(日本)
西林浩平(日本)

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