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【UFC182】期待値をさらに上げることができるか。堀口、オクタゴン4戦目

Kyoji Horiguchi【写真】舞台が大きくなるほど、勢いが増してくるような堀口だ (C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで開催されるUFC182「Jones vs Cormier」に日本から堀口恭司が出場する。


一昨年10月のUFCデビュー以来、3連勝中の堀口は昨年9月の日本大会に続きメインカードでの出場となる。対戦相手のルイス・ゴーディノーはTUFシーズン14出場からオクタゴンで1勝2敗1NC(※フィル・ハリスに一本勝ちもドラッグテストに陽性反応が出てNCとなった)という戦績を残している。

ランク的にも11位の堀口と、現在ではノーランカーのゴーディノー。今やUFCの日本人選手の戦いといえば、海外で強豪に挑むというシチュエーションが多いが、堀口の今回の試合はラスベガスのビッグショーで、ゴーディノーを迎撃するという状況での試合となる。世界フライ級王者デメトリウス・ジョンソンが上位勢を悉く撃破し、その上位勢が下からの突き上げを跳ね返すケースが多いフライ級戦線にあって、堀口に対するズッファの期待の高さを表したマッチメイクといえるだろう。

とはいっても、堀口本人が常に口にしているようにUFCに弱い対戦相手はいない。ゴーディノーの1勝は、ジョン・リネケルから挙げていることからも油断ならない相手であることは確かだ。そのリネケル戦ではMMA、そしてフライ級とは思えないパワフルな打ち合いを制し、組みついてきたところでギロチンで切って落としている。あのリネケルに打ち勝つパンチ力は警戒して当然。その一方で、ゴーディノーが得意とする中間距離でのボクシングという展開に堀口が易々と持ち込まれることはないと予想される。

相手の拳が届かない距離から、踏み込んでローやミドルなど蹴り技を入れ、対応できなくなって飛び込んできたところで、カウンターを打ち込むことができる。仮に中間距離になったとしても、堀口はTEAM OTOKOGIでの練習で組み技でも長足の進歩を成し遂げており、打たれることなく打つ――という戦いと同様に、打たせて組みつくという動きを実戦のなかで見せることも可能だろう。

実戦だからこそ、練習の成果を出したくなるのがファイターの修正。とはいっても、この部分はゴーディノー戦を乗り越えた後に控えるトップ戦線での戦いに置いておくのも手といえる。いずれにせよ、目の前の敵よりも先のことまで期待してしまう──それが今の堀口から感じられる、勢いといっても過言でない。その期待値をさらに高めるために、ゴーディノー戦は打撃で凄みを見せて勝利を手にしてほしいものだ。

■UFC182 対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ジョン・ジョーンズ(米国)
[挑戦者] ダニエル・コーミエー(米国/2位)

<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国/4位)
マイルズ・ジュリー(米国/8位)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス(米国/15位)
ネイト・マーコート(米国)

<フライ級/5分3R>
堀口恭司(日本/11位)
ルイス・ゴーディノー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヘクター・ロンバード(豪州/6位)
ジョシュ・バークマン(米国)

<ライト級/5分3R>
ダニー・カスティーリョ(米国)
ポール・フェルダー(米国)

<バンタム級/5分3R>
マーカス・ブリメージ(米国)
コディー・ガーブラント(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ショーン・ジョーダン(米国)
ジャレッド・キャノニア(米国)

<ライト級/5分3R>
エヴァン・ダナム(米国)
ホドリゴ・ダム(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
マッツ・ニルソン(スウェーデン)

<女子バンタム級/5分3R>
アレクシス・デュフレーン(米国)
マリオン・ルノー(米国)

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