【TUF16】Finaleでポイエー復帰、FOXでイーストン×ディラショー
【写真】UFC2012年の戦いも、余すところの2カ月。12月開催イベントのラインアップが決まっていく。写真上段はTUF16Finale大会で対戦するダスティン・ポイエーとジョナサン・ブルッキンス。下段はFX05のマイク・イーストン＆TJ・ディラショー (C) GONGKAKUTOGI, MMAPLANET
20日（土・現地時間）、12月15日（土・同）にラスベガスのハードロック・ホテル& カジノで行われるTUF16 Finaleでジェスティン・ポイエーがジョナサン・ブルッキンスと戦うことが正式に決まった。
5月にジョン・チャンソンとの激闘を繰り広げながら敗れたポイエーが、タイトル戦線再浮上を目指して戦うのは、TUF12ライト級ウィナーでその後はフェザー級に転向、UFC通算戦績2勝2敗と厳しい戦いの渦に巻き込まれた感のあるブルッキンスだ。タイトルを争う直接のライバルといっても過言でないエリック・コクに敗れているブルッキンスが相手ということで、ポイエーはパフォーマンスも比較対象となる復帰戦になった。
また、TUF16Finaleでは、フライ級でティム・エリオットと同階級初陣となるジャレッド・パパジアンの対戦も決定している。そのTUF16ファイナルの1週間前の8日（土・同）にシアトルのキーアリーナで開かれるUFC FOX05「Henderson vs Diaz」では、バンタム級でマイク・イーストンとTJ・ディラショーが戦うことも口頭合意に至ったとのこと。
TUF14バンタム級では次期フライ級チャレンジャーとなったジョン・ドッドソンに敗れたものの、長いリーチから繰り出されるパンチ＋ベースとなるレスリング、さらに無類のスタミナと巧みなトップコントロールで、その後は2連勝と星を取り戻している。戦績以上のポテンシャルを誰もが認めるディラショーに対するイーストンは、ロイド・アーヴィンの黒帯柔術家だ。柔術ベースだが、MMAでは巧みな距離の取り方と、遠距離ではローと接近戦ではヒザ蹴りを主武器に戦う。
イーストンは現在UFC3連勝中でMMA通算戦績は13勝1敗、王座挑戦も視野に入ってきているファイターだ。北カリフォルニア＝サクラメントのチーム・アルファメール所属のディラショー、南カリフォルニア＝サンディエゴのアライアンスMMA所属のイーストン、MMAどころを代表する軽量級ツートップ・ジム、意地の対抗戦となる。
