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【K-1 WORLD MAX】ブアカーオ、延長戦に応じずケールが優勝……。初参戦ポール・デイリーは快勝

K-1 World MAX【写真】ブアカーオ棄権という後味の悪い結果に陥ってしまったK-1 MAX。往時の輝きを思い起こすと、本当に悲しくなってくる(C)K-1

11日(土・現地時間)タイ・パタヤのインドア・アスレチック・スタジアムにてK-1 Global主催の「K-1 WORLD MAX FINAL」が開催され、延期になっていたK-1 WORLD MAXの決勝戦が行われた。

2013年9月に「K-1 WORLD MAX2013」としてスタートした全16選手参加のトーナメントだったが、大会スケジュールがずれこみ、年末に準々決勝、今年2月に準決勝が行われ、「K-1 WORLD MAX」と名称を変え、今大会で決勝戦が実現する流れとなった。

決勝で対戦したのはTOPKING World Seriesでムエタイルールのトーナメントにも並行して出場しているブアカーオ・バンチャメークとエンリコ・ケール。両者は2013年12月に対戦経験があり、この時はブアカーオが判定勝利を収めている。

1R、サウスポーのケールがブアカーオの右ミドルに左ストレートを合わせ、左のヒザ蹴り、左ストレートから右アッパーとパンチをまとめる。ブアカーオは奥足ロー、右ミドル、右のテンカオで反撃。ケールの左ヒザに左フックを合わせ、距離が詰まれば首相撲でケールを何度もマットに押し倒す。やや動きが荒いブアカーオに対してケールが左ストレート・左のヒザ蹴りをヒットさせた。

2R、右ストレートから左フック、右ミドルを蹴るブアカーオ。距離が詰まると首相撲からのヒザ蹴りと崩しを多用、ケールは左ストレートと左ヒザ蹴りを返す。ブアカーオは右ミドルと右のヒザ蹴りでプレッシャーをかけ、ケールを下がらせる。終盤、ケールの左ストレートがブアカーオの顔をかすめると、ブアカーオは笑みを浮かべてバックスピンキックを繰り出した。

3R、いきなりケールの蹴り足を取ってこかしたブアカーオは、右ストレートから左フック、右の飛びヒザ蹴りから距離を詰めると一気にパンチをまとめる。勢いづいたブアカーオはケールをロープに詰めてバックスピンキック、ケールを下がらせ左フックを打ち込むとヒザを突き刺す。その後、ブアカーオはケールのパンチを空振りさせて密着するやヒザ蹴り。しかしK-1ルールながら首相撲を多用するブアカーオにレフェリーが注意を与える。再開後、ケールも左ストレートで前に出た。

本戦判定はドローとなり、試合は延長戦へ――のはずだったが、本戦が終わるとブアカーオがリングを降りてしまい、そのまま姿を見せず。結局、ケールが延長戦を戦わないまま、K-1 WORLD MAX王者としてコールされ、チャンピオンベルトを巻かれるという後味の悪い結末を迎えた。

スーパーファイトではポール・デイリーがK-1初参戦。イランのモハマド・ガハディバディと対戦した。1Rこそ長身・サウスポーのガハディバディが繰り出す左ミドル・ハイやヒザ蹴りにペースを掴めなかったデイリーだが、2Rに入ると高いガードからプレッシャーをかけて左フックからの右ボディ、飛び込みながらの右フックで立て続けにダウンを奪う。

3Rにはデイリーがパンチを当てて、密着するガハディバディを押し倒すという展開が続き、すぐに立ち上がることが出来なくなったガハディバディにレフェリーがダウンを宣告。1Rこそガハディバディのリーチに苦しんだデイリーだが、2・3Rで合計3度のダウンを奪い、判定勝利している。

■K-1 WORLD MAX主な試合結果

<K-1 WORLD MAX FINAL/3分3R延長1R>
エンリコ・ケール(ドイツ)
Def.
ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)

<スーパーファイト 80kg契約/3分3R延長1R>
ポール・デイリー(イギリス)
Def.
モハマド・ガハディバディ(イラン)

<スーパーファイト 72kg契約/3分3R延長1R>
マキシモ・スアレス(スペイン)
Def.2R by TKO
トゥラル・バイラモフ(アゼルバイジャン)

<スーパーファイト 72kg契約/3分3R延長1R>
アンドレ・ジダ(ブラジル)
Def.
リー・ヤンクン(中国)

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