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【Interview】UFC復帰への想いと戦略――吉田善行

2011.09.05

Yoshida
【写真】シンガポールでフィル・バローニを下した吉田善行、UFC復帰に向けステップアップとなる勝利だった (C) MMAPLANET

3日(土・現地時間)のONE Fighting Championshipでフィル・バローニを下した吉田善行。UFC復帰を目指し、日本国内でなく海外でリスクの高い試合を続けること選択した彼が、メジャー復帰に向け、大いなる一歩を踏み出した勝利だった。

その吉田を試合翌日にキャッチ。今後の展開などを含め、話を訊いた。

――昨夜の勝利、おめでとうございます。

「ありがとうございます。それまでずっと勝てていなかったのが、7月に10カ月振りの試合で勝って、一つのきっかけになっていました。2年間、スランプというか悩んだ時期もあったので。

前の試合で勝てて、今回のフィル・バローニは日本でもソコソコ名前のある選手なので、彼に勝つことができれば、次につながるという想いがあったので嬉しいです」


――ベラトールFCでのクリス・ロザーノ戦の敗北が、戦績、時期的にもかなり痛かったですね。

「UFCをリリースされてから最初の試合でしたしね。あの試合に勝つと、シーズン4のトーナメントに出ることができていたのに負けて、『どうしよう』っていうのは、ずっとあったんです。

試合間隔も10ヶ月もあいて、長く感じたのですが、その間に自分を取り戻せたということはありました」

――国内に活動拠点を移そうという気持ちは出てこなかったですか。

「まぁ、いくつか話は頂いたのですが、やっぱり最終的な目標として、UFCでもう一度戦いたいというのがあるので、それを考えると海外で名前のある選手と戦った方が良いと判断しました」

――日本で一拍を置くという選択肢もあるなかで、リスクの高い試合が続く選択をしたわけですね。

「日本は……、なかったですね。UFCで負けて、すぐに日本に帰って戦うのは、ちょっと自分のなかではなかった。負けて国に戻るって感じで。それならトコトン海外でやってやろうと思いました」

――そのトコトンやるなかで、今回のバローニ戦は176ポンド契約でした。かなり体格差がありました(苦笑)。

「本音を言えば、170ポンドで戦いたかったですけど、しょうがないと思える範囲だったので受けました」

――あの削る試合ができたのも、一瞬の打ち合いで下がることがなかったから。UFCで揉まれた経験が生きたのではないでしょうか。

「確かにUFCで強い選手と戦ったのは、良い経験になっているとは思うのですが、負けてしまっては意味がないですしね……」

――セコンドの三崎和雄選手の『先輩』という声が、よく響いていました。

「彼と練習するようなって、技術的にも高く、精神的にも強い選手なので、得るものが大きいです。吉田道場をベースに、三崎選手との練習や、ボクシングジムを中心に練習してきました」

――今後の話ですが、OFCには出場し続けるのですか。

「契約は1試合契約なので、どうなのか……」

――では、フィル・バローニ戦の勝利を土産に、他のプロモーションでの試合も模索しているということですね。

「すぐにUFCというのはないと思うので、誰というのはないですが、名前のある選手と戦い、勝つのが一番の近道なので。そういう選手とやりたいです」

マネージャーのシュウ・ヒラタ氏
「一番手っ取り早いのは、BAMMAでポール・デイリーに勝つこと。でも、まだ都合が良すぎる話なので、とにかく名前が通って、アピールしやすい相手に勝つこと……ですね」

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