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アリスター・オーフレイムに訊いた “2010-2011”

Alistair Overeem/Golden Glory2010 年12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催された「Dynamite!!~勇気のチカラ2010」で、トッド・ダフィーを下し、DREAMヘビー級暫定王者となったアリスター・オーフレイム。Strikeforce世界ヘビー級、K-1 WORLD GP 2010王者と、MMA&K-1をまたにかけ、3つ目のタイトルを手にした彼にメールでインタビューを行った。

【写真】国内の活動は、よしもとCAがバックアップすることが決定。既にタイのパタヤ、カリフォルニアのオレンジカウンティにもネットワークを広げているGolden Glory Gym、その日本支部開設も意欲をみせたアリスター・オーフレイム (C) Golden Glory


text by Koutaku Kawazu/support by Kakutogi ESPN

――まず、Dynamite!!では素晴らしいKO劇を見せてくれました。トッド・ダフィー戦を振り返って、どのように感じていますか?

「非常に強い相手であることはわかっていた。UFCのKO記録(6秒)も持っているしね。ただ、100%勝てる自信はあった。最高のチームメイトに囲まれて、全てがうまくいっている。今は負ける気がしないよ」

――大晦日Dynamite!!出場は3年連続となりましたね。アリスター選手にとって、Dynamite!!というのはどんなイベントだったのでしょうか?

「もちろん特別な大会だし、日本で戦うのは大好きだよ。K-1ワールドGPを怪我なく優勝できて、Dynamite!!参戦を薦められた。すぐに出場を決めたよ。私は、一人でも多くのファンにK-1やDREAMを見にきて欲しいと思っている。80,000人のファンがスタジアムを埋めたかつてのような姿を取り戻したいってね。時間も努力も必要なのは分かっているけど、絶対に実現できると思う。そのためにもファンの期待には応えたいんだ」


――2010年7試合目が、MMAでのダフィー戦でした。MMAに関していえば、5月のブレット・ロジャース戦以来となります。K-1とは構えも違いますし、オープンフィンガーグローブを着用した打撃、グラウンドワークをチェックする必要もあります。K-1&MMA三冠となったアリスター選手とはいえ、K-1とMMAの移行はスムーズにできるものなのでしょうか?

「(5月のロジャーズ戦前は)2ヶ月くらいグラウンドゲームのトレーニングをしたよ。ストライクフォース王座戦の相手は(エメリヤーエンコ)ヒョードルの予定だったんだけど、ヒョードル側がやりたくなかったみたいで、結局ロジャーズとの対戦になって、3分半で終わらせることができた。K-1とMMAを行き来するのに問題はまったくない。短期間で適応できるだけの力はあるよ。ただ欲を言えば、試合に向けて3~4カ月は調整期間があったほうがベストだけどね」

――2011年はストライクフォースの防衛戦も行われると思います。望むのは、ベルドゥムへのリベンジですか?ヒョードルとの対戦ですか?もしくは、シェーン・デルロサリオなど、気になるファイターはいますか?

「ヒョードル対ベルドゥムの勝者ということで、ベルドゥムと戦いたいね。ヒョードル、ベルドゥム、もしくは元UFC王者の(アンドレイ)オルロフスキー以外とは、今はやりたくないな」

――UFCでも、ブロック・レスナーがフランク・ミアに勝利したと思ったら、ケイン・ヴェラスケスが新王者となり、サイクルがとてつもなく早いです。こうした代謝の激しいMMA界の中で王者として君臨し続けるには、何が大切なのでしょうか?

「とにかく戦い続けることかな。UFCの王者は、年に2試合くらいしか戦わない。私としては、K-1、DREAM、ストライクフォース、Dynamite!!にグローリーと、様々な場所で戦える今の状況が気に入っている。ストライクフォースなら、さっき挙げた3人と戦う準備ができているし、他にも良いファイターは出てくるだろうね」

――日本での活動についてもお聞かせ下さい。先日行われた吉本興業入りの会見には大変驚きました。吉本興業(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)は日本で最大の芸能事務所です。どのような経緯で日本におけるタレント活動を志すようになったのですか?

「マネージャーを通して吉本の人たちと話すことができたんだ。チャンピオンとして、より多くの人に私のことを知って欲しいと思っているし、筋肉ムキムキのアグレッシブなファイターであることと同時に、人間でありユーモアがあることも知って欲しいんだ」

――では、アリスター選手が持つ最終的な目標を教えて頂けますか。

「自分の趣味を職業にできたわけだから、その点では夢を叶えられたと思っているよ。あとは、王者であり続けることと、健康でハッピーな生活を送ること。俳優の道もスタートしたいし、世界中にゴールデングローリーのジムも広めたい。もちろん日本でもね」

Golden Glory Official Site
吉本興業 Official Site

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