【NEXUS18】高橋の距離になるかと思われた矢先、遠藤来生が右を打ち込みTKO
【写真】右ストレートでダウンを奪うと、遠藤はパウンドの追撃で高橋を破った (C)MMAPLANET
24日(日)、東京都新宿区のGENスポーツパレスでNEXS18が開催された。同プロモーションにとって初のケージ大会レポート第7回はフェザー級、遠藤来生✖高橋憲次郎戦の模様をお伝えしたい。
<フェザー級/5分2R+ExR>
遠藤来生(日本)
Def.2R0分38秒by TKO
高橋憲次郎(日本)
サウスポーの高橋に対し、遠藤が右ローをまず蹴る。高橋は右ジャブ、小刻みにステップを踏みつつ左ローを蹴っていく。鋭いローを返す遠藤は右ボディストレート、ならばと高橋が右ジャブを当てる。近づくとクリンチから高橋がヒザ蹴り、頭を上下させフェイクを掛ける遠藤に対し、左をヒットする。直後に右から左とフックを遠藤が当て返す。
遠藤はシングルを切られても、ヒザを突き上げ打撃の間合いに。距離的には大きく踏み込む遠藤のレンジか。その遠藤のパンチは大きくなり、高橋にとっては反応しやすくなる。その後、距離がやや近くなると遠藤が右ハイを蹴り、続く前蹴りに高橋がショートの連打を合わせる。
遠藤も負けじとスイッチしてサウスポーから右フックをヒット。高橋はローに右ジャブを合わせる。残り30秒を切ってから右も当てた高橋が距離感を掴みつつあるように見えた。
2R、右ジャブの高橋に対し、遠藤が右ミドル。さらにジャブに右を合わせようとする。と、踏み込みながら右ストレートを遠藤がヒットさせ、腰から崩れた高橋をパウンドの連打で破った。
PFCフェザー級王座の奪取に失敗した遠藤が、ネクサスで再起。対して、高橋は2年3カ月振りの復帰戦を白星で飾ることはできなかった。