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【WEC44】オープニングはゴメスがTD+ポジションで勝利

2009.11.19

12ededca.JPG■バンタム級/5分3R
フランク・ゴメス(米国)
Def.3R終了/判定3-0[30-27、30-27、29-28]
セス・ダイクン(米国)

【写真】セス・ダイクンはガードを取ったが、フランク・ゴメスのエルボーを浴びた (C)MMAPLANET

序盤は距離をとって、様子見の打撃戦が繰り広げられたが、鋭いローをヒットさせたゴメスがテイクダウンに成功する。しかし、ダイクンは長いリーチとコンパスを使いラバーガード、さらにハイガードから鉄槌をゴメスに見舞い、トップを取ったゴメスが先に目を腫らす展開に。ブレイクが掛り、試合がスタンドで再開するが、その後はケージ際でのもみ合いが続き、ゴメスが投げからトップを奪ったところで、初回が終了した。


2Rも開始直後は打撃の展開になり、ダイクンが首相撲からヒザをボディに放った。さらに勢いのあるローを打ち込んだゴメスが組みついたところで、ダイクンがジャンピンガードから引き込む。アームロック狙いからマウント、そして、パウンドを落としたゴメスが、このラウンドも奪った。

最終回、あとがないダイクンだったが、またもテイクダウンを奪われ劣勢に。ダイクンはここでも、ガードからエルボーを放つが、逆にゴメスのヒジを受けてしまう。2Rと同様にゴメスがアームロックを狙うと、ダイクンはレフェリーの死角をついて、ショーツと掴んで抵抗する。それでもパスに成功したゴメスだが、動きが少なくブレイクに。ブレイクになろうが、じっくりと時間をかけたゴメスの作戦にハマったダイクンには挽回の時間はなく、判定3-0でゴメスが判定勝ちした。

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