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【KSW49】計量終了 ミドル級とウェルター級でタイトル戦。元UFCファイターの初登場と好カードズラリ!!

KSW49【写真】ミドル級王座決定戦、ウェルター級選手権試合。自己完結できる強さをKSWは持っている(C)KSW

18日(土・現地時間)にポーランドのグダニスクとソポトという2つの都市の境界線上にあるエルゴ・アリーナで開催されるKSW49「Materla vs Askham2」の計量が17日(金・同)に行われた。


スコット・アスカム(C)KSW

スコット・アスカム(C)KSW

マメッド・ハリドヴの返上を経て、4人制王座決定トーナメントが行われていたミドル級。ロンドン五輪グレコ銅メダリストの期待の新鋭ダミアン・ヤニコフスキを破った──4度の王座防衛記録を持つ元王者ミハウ・マテラと、元ライトヘビー級王者マルチン・ボイチクに勝利したスコット・アスカムの間で、同大会のメインでベルトが争われる。

この両者は昨年3月に対戦しており、その時は元UFCファイターのアスカムが、左ミドルを決めて僅か69秒でKO勝ちしている。マテラとしてはリベンジとともに王座奪回を目指す一戦となる。

ロベルト・ソルディッチ(C)KSW

ロベルト・ソルディッチ(C)KSW

セミではクロアチア人ウェルター級王者ロベルト・ソルディッチがクリスチャン・カスボロウスキの挑戦を受け、2度目の王座初防衛戦に挑む。というのもソルディッチはボリス・マンコフスキから2017年12月に王座を奪取し、5カ月後の王座初防衛戦でドリキュス・デュプレシーに敗れベルトを失った過去があるからだ。

昨年10月大会のダイレクト・リマッチで王座奪回したソルディッチは、今回カスボロウスキを相手にキャリア2度目の初防衛戦を戦うというわけだ。猫の目のようにベルトの持ち主が代わるKSWウェルター級戦線、その頂点の行方は?

Bedorf vs Grabowskiまた今大会にはUFCをリリースされたダミアン・グラボウスキが、39歳にして母国ポーランド#1大会に初出場を果たし初代KSWヘビー級王者カロル・ベドフと戦う──水垣偉弥のDEEP参戦ポーランド・バージョン的な一戦も現地では話題になっている。

Sowinski vs Parkeさらには元フェザー級王者アルトゥル・ソウィンスキがKSWイチのヒール=ノーマン・パークと対する74キロ契約狂犬マッチ、加えてチアゴ・シウバ✖マルチン・ザワダのブラジル✖ドイツ対決など、好カードが並んでいるKSW──安定の3カ月連続興行だ。

■ KSW49 計量結果

<KSWミドル級王座決定戦/5分5R>
ミハウ・マテラ:83.9キロ
スコット・アスカム:83.3 キロ

<KSWウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者] ロベルト・ソルディッチ: 76.8キロ
[挑戦者] クリスチャン・カスボロウスキ:76.7 キロ

<ヘビー級/5分3R>
カロル・ベドフ: 117.9キロ
ダミアン・グラボウスキ: 120.1キロ

<74キロ契約/5分3R>
アルトゥル・ソウィンスキ: 73.7キロ
ノーマン・パーク: 73.9キロ

<ヘビー級/5分3R>
アコップ・アスタック: 101.4キロ
エルコ・ユン: 95.2キロ

<95キロ契約/5分3R>
マルチン・ザワダ: 93.9キロ
チアゴ・シウバ: 94.2キロ

<バンタム級/5分3R>
パウェウ・ポリティウォ: 61.7キロ
アントゥン・ラチッチ: 61.3キロ

<ヘビー級/5分3R>
ミハウ・アンドレシャク: 116.4キロ
ルイス・エンヒッキ: 115.4キロ

<ライト級/5分3R>
レシェク・クラコフスキ: 70.8キロ
ミシェル・ジュブワ: 70.5キロ

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