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【UFN19】捲土重来コンディットは、エレンバーガーと対戦

2009.09.11

(C) ZUFFA16日(水・現地時間)に、オクラホマシティのコックス・コンベンションセンターで行なわれるUFC FIGHT NIGHT『Diaz vs Guillard』。SpikeTVで中継が決まっているメインカード4試合のうち、イベントタイトルにもなっているネイト・ディアズ×メルビン・ギラード戦を始め、3試合にTUFファイターが出場する。

【写真】4月のUFCデビュー戦では、マーティン・カンプマンに遅れをとった元WEC世界ウェルター級王者カーロス・コンディット。試合内容はよかったために、今回のジェイク・エレンバーガー戦では結果が求められる (C) ZUFFA

TV視聴者の関心をしっかりと掴みたいTVオープニングマッチに登場、今も高い人気を誇るTUFシーズン1ファイターのネイト・クォーリーは、シーズン7で準決勝敗退後、ジェシー・テイラーの離脱により、敗者復活戦に出場するも敗北を重ねてしまったティム・クレドゥアーと対戦する。


Quarry(C) ZUFFA【写真】TUFシーズン1の人気者、世界王座挑戦も経験しているネイト・クォーリーの人気は根強い (C) ZUFFA

UFC正式デビュー後は、シーズン中の連敗を帳消しするように3連勝中のクレドゥアー。クォーリーはリッチ・フランクリンの世界王座挑戦と、デミアン・マイア戦で敗北を喫してしまったが、腰の負傷→手術を乗り越え4年目のUFCライフを迎えている。

問題児クリス・レーベンの横にいつも寄り添い、懐の深さを見せた好漢クォーリーは、TUF視聴者なら誰もが惹き込まれた存在で、日本では想像できないファンの支持を集めている。

地味だがソツなく、何でもこなすクォーリーと、ムエタイ系ファイトのクレドゥアー、ともにキャリア8年同士、実力伯仲のミドル級で確かなポジションを得るためには落とせない試合となる。

また、メインカードのなかで、唯一TUF卒業生が絡まないカードが、ウェルター級のカーロス・コンディット×ジェイク・エレンバーガー戦だ。元々はコンディットがクリス・ライトルと対戦する予定だったが、ライトルが負傷欠場となり代役にはUFCデビュー戦となるエレンバーガーに白羽の矢が立った。

コンディットは今年の2月までズッファのセカンドブランドであるWEC世界ウェルター級王者に君臨し、タイトル消滅後も一方の雄として、世界統一戦に挑むような勢いにのってUFC参戦を果たした。しかし、注目の移籍第一戦ではマーティン・カンプマンにまさかの判定負けを喫し、エレンバーガー戦で捲土重来を期す。

スピーディなムエタイ戦法と、ガードからの極めでWEC時代は5連勝と波に乗っていたが、カンプマン戦では下からの攻めを凌がれ、テイクダウンを奪われたことがマイナス評価となってしまった。

容易に下になっては、WEC時代のようにトップを奪い返したり、サブミッションに辿りつけないUFCの厳しさをカンプマンとのハードファイトで学ぶこととなったコンディット。元WEC王者という肩書があっても、連敗はUFCでのキャリアアップを難しいものにする。

Ellenberger(C) MMAPLANET【写真】昨年8月にM-1 CHALLENGEで来日経験もあるジェイク・エレンバーガー。一発の強さを持つ彼がコンディットを喰う可能性は十分にある (C) MMAPLANET

そんな崖っぷちのコンディットに、当たって砕けろという気持ちで挑むことができるのが代役エレンバーガーだ。IFLやベラトールFCという半メジャー、あるいはボードッグ&M-1と北米MMA裏街道を歩んできた彼は、レスリングがベースで、KOでもサブミッションでも勝てるファイターだ。

特に近距離になると、一発の強さと巧妙なテイクダウン能力を持ち、その強さを大いに発揮する。公称の6フィートよりはやや小柄に感じられ、ウェルター級としてはリーチも長い方ではないので、コンディットが前蹴りで突き放すファイトを仕掛けてきたときに、どれだけ自分の戦いができるのか。

ジョゼ・ランジ・ペレ、マルセロ・アルファイアを下した拳の威力は本物だけに、そこに至るまでのプロセスを如何に構築できるかが、エレンバーガーにとっては鍵となる。距離を詰めての乱打戦、あるいはテイクダウンを仕掛けつつ、スクランブル合戦のなかでコンディットの隙を突く、そうすれば一発KOの拳を持っているエレンバーガーに勝機が見えてくる。

TUF出身者が勢揃いの大会で、元WEC世界王者コンディットと準メジャーを地道に制覇してきたエレンバーガー、ノンキャリア組の一戦も見所満載なのだ。

■UFC Fight Night19『Diaz vs Guillard』対戦カード

<ライト級/5分3R>
ネイト・ディアズ(米国)
メルビン・ギラード(米国)

<ライト級/5分3R>
グレイ・メイナード(米国)
ロジャー・フエルタ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カーロス・コンディット(米国)
ジェイク・エレンバーガー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ネイト・クォーリー(米国)
ティム・クレドゥアー(米国)

<ライトヘビー/5分3R>
ブライアン・スタン(米国)
スティーブ・キャントウェル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・パイル(米国)
クリス・ウィルソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
CB・ダラウェー(米国)
ジェイ・シルバ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
サム・スタウト(カナダ)
フィリップ・ノヴァー(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス(米国)
ジャスティン・ブショールス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブロック・ラーソン(米国)
マイク・ピアス(米国)

<ミドル級/5分3R>
スティーブ・ステインベース(米国)
ライアン・ジェンセン(米国)

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