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【HEAT41】イ・サンスと対戦、藤田和之─02─「真っ向勝負、それだけです。競技なんだけど職業ですから」

Kazuyuki Fujita【写真】ファイトウィークになり、パラエストラ千葉で汗を流す藤田(C) MMAPLANET

23日(土・祝)に名古屋市港区の愛知県武道館で行われるHEAT41のメインでHEATヘビー級王者イ・サンスと戦う藤田和之インタビュー後編。

キャリアの終盤に差し掛かっていること、格闘技界の現状を理解して藤田は今、居る位置、そして場所と真摯に向かい合っている。GENスポーツアカデミーで岡見勇信ら現代MMAの追及し続けるファイターたちと汗を流してうで、彼の戦いに対する想いは変らない。

<藤田和之インタビューPart.01はコチラから>


──ケージを経験して、何かそこを踏まえたトレーニングのようなモノはしてきましたか。

「高阪(剛)さんに新大久保のGENスポーツアカデミーを紹介していただき、高阪さんや岡見(勇信)選手、水野(竜也)選手、長谷川(賢)選手、関根(秀樹)選手、安西(信昌)選手、濱村(健)選手、山田(崇太郎)選手、チャンタモ選手、皆に教えてもらいました。『あぁ、そうなんだ!!』ってことがありましたね。

強い選手が集まっていて、一つのことを積み上げてコツコツと積み上げているのだから、あそこの選手は強いです。それに才能もある。こんな選手達がいるんだってビックリしましたね」

──ただ、藤田選手の打ち込みなど見せてもった時はシングル、ハイクロッチ、ダブルのコンビネーションの見事さなど凄く驚かされました。

「僕らは勢いですから。対して、岡見君達は一つ一つが丁寧で、キッチリと勝つことを体のなかに植え付け、積み上げられている。だから彼らは強いんですよ。でも海外に彼らよりも、もっと強いヤツらがいるというのが、競技としてMMAのレベルの高さが感じられますね」

──今回の試合に向けてはGENと、今日汗を流しているパラエストラ千葉で練習をしてきたということでしょうか。

「午前中は自宅でフィジカルをして、午後はGENスポーツアカデミーやパラエストラ千葉で対人練習や技術の確認をしてきました。パラエストラ千葉は同級生の鶴屋(浩)さんが代表を務めているので、そういう縁から自由に使わせて頂いています。鶴屋さんの厚意に凄く感謝しています。

ロードFCで試合をしたこともあって徐々に徐々に、段々と戻って来ている感覚はあります。でも、戻って来るうちに終わっちゃたりしてね(笑)」

──いや、(苦笑)。GENで学んだことも活かして、イ・サンス戦に向かっていくと。

「いやぁ、細かいことを聞かれると一番困っちゃうんですよ(笑)。真っ向勝負、それだけです。競技なんだけど、職業ですから。どれだけお客さんにインパクトを残すことができるのか。

お金を払って見に来てくれる人達に満足してもらう。ただ単にメダルが欲しくて、自分のためにやっているわけではないので。僕はそう思っていますから。

気持ちは相手をぶっ倒す。PRIDEの頃なんて、見ていたら分かるけど、あんなの全く技術なんてなかったので。でも、勿論勝ちたいです。

何を見せたいのか、他の試合はどうだか分からないですけど、僕は裏からも表からもどこからも見られるので、真っ向勝負を見せることが一番です。それでお客さんが乗っかってくれれば、それが僕にとって幸せなところです」

──最後にという単語が度々出てくるようになっていますが、イ・サンス戦から2018年に向けてはどのような考えを持っていますか。

「残されている時間は少ないので、どこまでできるのか分からないですけど、できる限りのことはやっていきたい。自分がどこにいるのかっていうことは、自分では分かっていますから。どこにいて何をすべきかも、自分なりに理解しています。

そのために何をするのか、今、MMAは競技として技術が向上しているなかでも、大事なのは気持ちです。気持ちを見せられるような試合を1人ぐらいやっても良いじゃないかと思っています。最後に、ね(笑)」

──では相手もガンガン来てほしい?

「というか、来ないとダメでしょう。相手だってお金を貰って戦うのだから。そりゃあ勝つのが前提です。ヒールは強くないといけない(笑)。とにかく白星から遠ざかっているので、結果が欲しいです」

──セコンドは中国と同じで、ケンドー・カシンが就くのですか。

「そうですね。この世界に入る前から30年来の縁があります。これまで唯一、藤田を厳しく叱ってくれたり、優しく見守ってくれる存在です。何か問題がない限り、最後まで付き合うと約束して頂きました」

■ HEAT41対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
藤田和之(日本)
イ・サンス(韓国)

<フライ級/5分3R>
春日井たけし(日本)
アザマット・カレフォフ(ロシア)

<キック57キロ契約/3分3R>
ライカ(日本)
鈴木万李弥(日本)

<ヘビー級/5分3R>
HULK(日本)
チョン・ダウン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ANIMAL☆KOJI(日本)
パク・ジョンヨン(韓国)

<キック72キロ契約/3分3R>
TOMO(日本)
ヘナン・マサ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
山本聖悟(日本)
クラウディオ・ルーカス(ブラジル)

<キック57キロ契約/3分3R>
一仁(日本)
ヘンリー・セーハス(ボリビア)

<キック63キロ契約/3分3R>
安川侑己(日本)
増井侑輝(日本)

<NEWAGEキック・ウェルター契約/2分3R>
ヒマラヤン・チーター(ネパール)
ねぎ魔人(日本)

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