【ACB71】テイクダウン即パンチ、スクランブル中のパンチで水垣がカリモフに初回KO負け
<バンタム級/5分3R>
ルスタン・カリモフ(ロシア)
Def.1R3分20秒by TKO
水垣偉弥(日本)
<バンタム級/5分3R>
ルスタン・カリモフ(ロシア)
Def.1R3分20秒by TKO
水垣偉弥(日本)
キャットウォークを歩き、ケージに向かった水垣。いきなり後ろ回し蹴りを見せたカリモフは、直後にダブルレッグでテイクダウンを奪うが水垣は、すぐに起き上がって左ミドルを蹴る。スイッチも見せるカリモフはオーソから右ロー、水垣がシングルを仕掛けるがスッと足を抜いて距離を取り直す。サウスポーから左ハイ、続く左ハイに水垣は右オーバーハンドを合わせようとする。と、続く右のパンチにダブルレッグを合わされ、水垣は2度目のテイクダウンを許してしまう。
蹴り上げから立ち上がり際に、またもパンチを打ってくるカリモフに対し、水垣は真っ向から打撃戦では首相撲&ヒザ蹴りを繰り出す。そして、カリモフの左ローに水垣が右フックを合わせようとすると、その瞬間にシングルレッグで尻餅をつかさせる。バタフライガードから起き上がりがけに、またも左を被弾した水垣。打撃戦を戦っているのではなく、戦わされているような流れに。
左回りから右回りに切り替えたカリモフに反応しようとして、足が揃ってしまう。その刹那、カリモフはダブルの要領で軽くすくうだけで水垣は尻餅をつき、また立ち上がり際に細かいパンチを被弾する。右フックにダブルを合わされ、すでに4度目となるテイクダウンを奪われた水垣は、ここで立ったままのカリモフに鉄槌を顔面に打ち込まれる。足にしがみつくように態勢を整え直そうとした水垣だったが、がぶられ右アッパーを被弾。続くテイクダウン狙いも、すかされスタンドに戻ったところでカリモフが右ストレートをヒットさせる。またもシングルを狙う水垣は殴られ、ケージ際に移動するがそのまま右を打ち抜かれる。
右アッパーを打たれ、そのまま立ち上がったところで左ストレート、続く右ストレートで腰から崩れ落ちた水垣を見てレフェリーが試合を止めた。