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【TUF25】タフなローリックの粘りも、キャノニアが最後はエルボー葬

<ライトヘビー級/5分3R>
ジャレッド・キャノニア(米国)
Def.3R2分08秒by TKO
ニック・ローリック(米国)

3日前のオファーを受けたローリックに対し、キャノニアが左を伸ばす。ローリックも左ジャブを連続するも右を被弾する。首相撲から離れ、右を打ち込んだキャノニアは左から右を当て、左ハイを蹴っていく。打たれ強いローリックは右を返す。それでもボディから右をヒットさせるキャノニア。ローリックはここも左ジャブを連続で打って引き下がらない。キャノニアが狙い過ぎになったか、手数が少なくなりクリンチで押し込まれる。体を入れ替え、離れたところで初回が終わった。

2R、ダブルジャブのキャノニア。ローリックはボディを受けた動きが止り、顔面にもパンチを浴びるもすぐに右を返していく。キャノニアは右を当てて組み付くと、後方からパンチを連続で打ち込む。試合が決まってもおかしくない状況を持ちこたえたローリックのタフネスさに驚くばかりだ。終盤には右を返したローリックに対し、キャノニアが組みに行くシーンも。最後に右を当てたローリック、まだまだ試合は分からないという空気を作った。

最終回、左ミドルを蹴りジャブを続けるノーリック。序盤は動きの多いキャノニアは左を被せようとする。そして左を当てたキャノニアは首相撲で振り回し、シレっと左ジャブを当てる。ローリックは左ハイを浴びて動きが止まると、首相撲からヒザ蹴り、エルボーの追撃を打たれる。必死に組み付くローリックを崩したキャノニアは、エルボーの連打。ここでついにレフェリーが割って入り、勝負は決した。

右の拳を初回に負傷していたキャノニアは「俺はファイター。エルボーもあるし、ヒザも、左ジャブもある。次? 誰とでも構わない。レスラーでもストライカーでも。世界に名が知られたグルカン・サキでもね」と話した。

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