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【UFC211】初回のチャンスを逃し、反撃許すもバック取り切りマイアが挑戦権獲得

<ウェルター級/5分3R>
デミアン・マイア(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

右ジャブを見せながら、頭を低くして一気にシングルに出たマイア。一度はスプロールしたマスヴィダルをシングルに捉え、がぶられると引き込んで即立ちがりバックを伺いつつ前方に崩す。マスヴィダルが立ち上がったときには両足を四の字でフックしたマイアは、シートベルトポジションからRNCを狙いつつ、パンチを打ち込む。

命綱のように左リストを掴んでいたマスヴィダルだったが、パンチを続けられアゴを引いて耐えるように。残り90秒、体を上下に振って四の字フックを解こうとするマスヴィダルに、マイアはネックロックのように絞めを続ける。両手で右手首を取って、ついに前方にマイアを落とすことに成功したマスヴィダルが、パウンドの連打を見せた。ラウンド終了後、明らかに疲れた様子のマイアは、不安が広がる2Rへ。

ダブルレッグ、シングルと2度切られたマイア。その後、組めないところに体力の消耗が感じられる。マスヴィダルは右ローを蹴り込み、テイクダウンを切って引き込んできたマイアのシングルを潰してエルボーを入れる。それでもマイアは再びハーフガードからシングルに出て、上を取り返す。左足を抜いてマウンドを狙いつつ、パンチを落とすマイアは立ち上がろうとしたマスヴィダルのバックを取って潰していく。息を整えつつ、マイアはパンチを打ち込んでいった。

最終回、思い切り右ローを蹴っていくマスヴィダル。右ハイをブロックしたマイアは、左右に回り続け、組みに行かない。ワンチャンスにかけているのか、待ちの状態のマイアにマスヴィダルはヒザ蹴り、そして右ミドルを蹴り込んでいく。と、右ハイ終わりでシングルに出たマイアは、大きく前方に逃げたマスヴィダルを追いかけてバックを制する。

足のフックの前にRNCを仕掛け、マスヴィダルを動かせたマイアがバックマウントを完成させる。残り1分、腰をずらして胸を合わせたいマスヴィダルにしっかりと張り付くマイアは、後方からパンチを打ち付ける。そのままタイムアップを迎えたマイア、ポジションをしっかりと取り切り勝利をアピール。

対するマスヴィダルは極めを許さず、打撃を入れたことで勝利をアピールしたが……、ジャッジの裁定は割れ、マイアの軍門に下った。

「テイクダウンし、サブミットできると思ったけど、彼はUFCで戦ったなかでベスト柔術ファイターだった。僕は7連勝だし、ダナにタイトル挑戦をアピールしたよ。ダナも了承してくれたし、夢が叶う」とマイアは、しっかりとした口調で語った。


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