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【RFC29】チェ・ムギョムを見ずしてアジアを語るなかれ<02>サンドロ戦へ「積極性の評価は悪くない」

Choi Mu Gyeom【写真】距離感が抜群でありながら、手数を否定しない。まさにマチュアなチェ・ムギョム(C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)に韓国ウォンジュのチアク体育館で開催されるROAD FC29。メインでマルロン・サンドロの挑戦を受けるRFCフェザー級王者チェ・ムギョム・インタビュー後編。

サンドロというワールドクラスの強豪との対戦、そしてROAD FCが採用している加点法となった採点方法に関して、間合いとタイミングの魔術師、精巧な機械のような動きができるチェ・ムギョムに尋ねた。
<チェ・ムギョム インタビューPart.01はコチラから>

──付け入る隙はどこにあるでしょうか。

「大きな弱点は見受けられません。ただし、打撃の振りが大きくて、その分パンチを被弾します。グラウンドの場面でも疲れが出てくると、アクションが止まる時があります。そういった部分が隙だと思っているので、その隙が見えた時にしっかり攻略しようと考えています」

──ここは負けていないと自信のある点は?

「打撃でも負けていないと思いますし、グラウンドでも負けていないと思います。自信はあります」

──ロードFCでは加点方法を導入し、裁定方法が変わりました。新裁定方法について、どのような印象を持っていますか。

「ルール変更は人によって観点、受け取り方が違うと思いますが、自分は悪くないと思います」

──個々の裁定結果が発表されないため、接戦になった時のポイント差などが明確になっていません。この裁定方法でギリギリの勝負になったときの勝ち方など、どのように勝てるのかなど考えるうえで困らないでしょうか。

「人によって考え方、捉え方が違うと思いますし、差があると思います。いずれにせよ、打撃でもクリンチでもグラウンドでも一生懸命仕掛けていれば不利になることは無いと考えています。

寝技の選手に不利だという声もありますが、ジッと固まって動かない選手には不利になるだけで、ちゃんとアクションを起こしていればペナルティーにはならないと考えています」

──下がって打つ、そんな巧さを持つチェ・ムギョム選手ですが、裁定方法の変化によって戦い方にアジャストを加える必要があると思っていますか。

「ルールが変わっても自分は以前と同じように戦います。何か特別な動きを加えたり、戦い方を変えることはありません。有効打ではなくとも積極的な動きが見えれば評価に繋がることに関しては、自分は悪いことではないと思います。

同様に小さなアクションの一つ一つも立派な作戦の一つだと思います。それもその選手の実力があってこそ、出せるものだと思います」

──もちろん、最後は気持ちの勝負、ギリギリになると精神力が問われます。サンドロ戦、綺麗に勝てるのか、それともギリギリの精神戦になる、どちらの気持ちでいますか。

「試合自体を楽しみたいです。イ・ユンジュン選手との試合ではプレッシャーをとても感じました。今はタイトル防衛戦の前ですが、気持ちは落ち着いています。絶対に勝たなければならないというプレッシャーも無く、試合を楽しめるだけ楽しもうと思います。試合の日が待ちきれないです」

──なるほど、精神面もファイトスタイルと同じように非常に成熟した感のあるチェ・ムギョム選手でした。最後に日本のファンに一言お願いします。

「自分は日本で1度、試合をしたことがあるのですが、日本のMMAファンの皆さん自分のことはよく分からないと思います。ロードFCがまた日本で大会を開くことになったら、出場して、自分がどのようなファイターであるかをお見せしたいです。これからも応援よろしくお願いします」

■ROAD FC29対戦カード

<ROAD FCフェザー級選手権試合/5分3R+EXR>
[王者] チェ・ムギョム(韓国)
[挑戦者] マルロン・サンドロ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
マーカス・ブリメージ(米国)

<無差別級/5分2R>
ジム・ゴンオ(韓国)
カルロス・トヨタ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
キム・ミンウ(韓国)
ムン・ジェフン(韓国)

<女子アトム級/5分2R>
イ・イェジ(韓国)
下牧瀬美月(日本)

<72キロ契約/5分2R>
パク・ウォンシク(韓国)
佐々木信治(日本)

■ Young Guns 27 対戦カード

<ウェルター級/5分2R>
チャ・インホ(韓国)
ゲナディ・コヴァレフ(ロシア)

<フライ級/5分2R>
ク・ボンヒョク(韓国)
カン・ヨンス(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
オ・ジェソン(韓国)
チェ・ウォンジュン(韓国)

<ミドル級/5分2R>
ラ・インジェ(韓国)
ジョン・ヨンジュン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ベク・スンミン(韓国)
イ・フソン(韓国)

<フライ級/5分2R>
キム・テギュン(韓国)
コ・ギウォン(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
キム・ヒョンミン(韓国)
イ・ジンギュ(韓国)

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