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【Bellator120】PPVに抜擢。Who is マイケル・ペイジ??

2014.05.16

Michael Page

【写真】1年2カ月前の米国デビュー戦は10秒でKO勝ちを収めているマイケル・ペイジ(C)KEITHMILLS

17日(土・現地時間)、ミシシッピー州サウスヘブンのランダース・センターで行われるBellator120。シーズン10ライトヘビー級T決勝、ランペイジ・ジャクソン×キング・モーの一戦をメインに暫定世界ライト級王座決定戦マイケル・チャンドラー×ウィル・ブルックス、ティト・オーティズ×アレキサンダー・シュレメンコ、さらにシーズン10ヘビー級Tファイナルのブラゴイ・イワノフ×アレキサンダー・ヴォルコフという錚々たるラインナップとともに、マイケル・ペイジ×リッキー・レイニーのウェルター級戦がPPVマッチに組み込まれている。

ともにベラトール2戦目の両者の対戦が、この大切な大会でPPVマッチとして組まれたのか。それはペイジに対する期待感の表れといえる。1987年4月、ロンドン生まれの英国人ファイターのペイジはMMA戦績5勝0敗、ベラトールには昨年3月に初出場し、ライアン・サンダースを僅か10秒でKOしている。両腕をぶらりと下げ、ノーガードに構えたペイジは、サンダースが前に出てきたところに右ストレートを打ち込み、1発のパンチで試合を決めた。

変則的なストライカー、打撃はボクシング主流のMMAにあって、ムエタイやキックはともかく、空手やテコンドー、あるいはカポエイラをベースとしたファイターはこのように称されることが多い。ペイジのスタイルも、MMA的にはまさに変則的だ。上に記したようにノーガード、重心を低くした構えで相手の攻撃はスウェイとステップで見切り、殆どガードをしない。サンダースを下した右ストレートだけでなく、その低い姿勢から強烈なアッパーカットを繰り出したかと思えば、トルネードキックと呼ばれる空中で軸足が蹴り足へ変化する2段蹴り、テコンドーのトルゲチャギ張りの蹴り技でのKO勝ちも見せている。

父のカーティスが、南派少林拳を代表する一派、劉家拳のマスターでペイジは3歳の時より劉家拳を学ぶようになった。そして、5歳の時から空手のトーナメントに出場するようになった彼は、英国内で行われているセミコンタクト、ヘッドギア装着、マットで行われるフリースタイル・キックボクシングで数々の成功を収めた。21歳の時にはセミコンキックのWAKOで世界王座に就いている。とにかく多彩な蹴りと、相手の攻撃を受けないスタイルは、UFCで活躍するスティーブン・トンプソンとグンナー・ネルソンを合わせ、より躍動的にしたような戦いといったところか。

打撃よるKO勝ちだけでなく、ガードから腕十字やRNCで一本勝ちもしているペイジ。MMAは英国の老舗ロンドン・シュートファイターズで学び、ノーギ・グラップリングのトーナメントに出場するなど、打撃を生かしたうえでMMAにアジャストもしている。もちろん、D-1レスラーと戦った際、どれだけテイクダウンを防ぐことができるのか、未知数な部分は残っている。ただし、今回に限っていえば対戦相手のレイニーも打撃系のファイターだけに、その長所を生かしたファイトで全米を驚かせることは十分に可能だ。シーク・コンゴ、シャウブラット・シャムカラエフ、ゴイチ・ヤマウチ、マルチン・ヘルドをプレリミに追いやってのベラトール2戦目を迎えるマイケル・ペイジ、要注目のPPVオープニングファイトだ。

■ Bellator 120対戦カード

<シーズン10ライトヘビー級T決勝/5分3R>
ランペイジ・ジャクソン(米国)
キング・モー(米国)

<Bellator暫定世界ライト級選手権試合/5分5R>
マイケル・チャンドラー(米国)
ウィル・ブルックス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)
ティト・オーティズ(米国)

<シーズン10ヘビー級T決勝/5分3R>
ブラゴイ・イワノフ(ブルガリア)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
リッキー・レイニー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
シーク・コンゴ(フランス)
エリック・スミス(米国)

<フェザー級/5分3R>
シャウブラット・シャムカラエフ(ロシア)
ファブリシオ・グェレーロ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
マイク・リッチマン(米国)
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
オースティン・リオンズ(米国)
ザック・アンダーウッド(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・フレイジャー(米国)
マイク・ウェッセル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ベン・ブルーワー(米国)
アンディ・アーリッチ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
アンソニー・レモン(米国)
コディ・シャッフィールド(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ホール(米国)
コルテズ・フェリア(米国)

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