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【It’s Showtime】バダ・ハリ、キックのラストマッチでサキ戦

2012.01.25

Hari今週末28日(土・現地時間)、オランダはフリースラント州レーワルデンで行われる「It’s Showtime2012 in Leeuwarden」で、いよいよバダ・ハリがグーカン・サキを相手にキックボクシング引退試合を戦う。

【写真】 昨年5月以来、8カ月振りに実戦=最後のキック出場となるバダ・ハリ(C) BEN PONTIER / EFN

14日(土・同)に所属するマイクス・ジムで公開練習を行ったハリは、この席で拳の負傷によって試合出場が不可能になったという一部で出ていた噂を全面否定するかのように、詰めかけた100人以上のファンの前で、マイク・パセニエールの持つミットに思い切りパンチを打ちこんだ。

最後のキックの相手はグーカン・サキ。両者は04年10月に2 Hot 2 Handleで対戦し、2R終了後セコンドからのタオル投入でハリがTKO勝ちを収めている。しかし、その戦いも既に7年3カ月も前の話だ。


Saki【写真】一時はMMA転向の噂もあったグーカン・サキは、今やセーム・シュルトに代わりゴールデン・グローリーの#01キックボクサーに成長した(C)WORLDKICKs

サキは2010年以降、10試合に出場し9勝1敗。10年12月のK-1GPファイナル大会で、腕の負傷により、同門のアリスター・オーフレイムに敗れた試合が唯一の黒星だ。昨年はUnited Gloryヘビー級トーナメントを制しており、イッツショータイムのライバル=ゴールデン・グローリーのエースに成長している。

一方はハリは、過去2年で4試合しか戦っておらず、戦績は3勝1敗だがキックボクサーとして試合数は非常に少ないといえる。この間、暴行事件の裁判に関するドタバタに加え、モチベーション不足を理由にリングに上がることがなかったハリだが、最後の試合となれば気持ちの持ちようも変わってくるはず。それでもサキの充実ぶりと比較すると、試合勘などハリには不安が多いリタイアメント・ファイトだ。

■It’s Showtime 主な対戦カード

<ヘビー級/3分3R>
バダ・ハリ(オランダ)
グーカン・サキ(オランダ)

<It’s Showtime世界ヘビー級選手権試合/3分3R>
[王者]ヘスティ・カラケス(オランダ)
[挑戦者]ダニエル・ギタ(ルーマニア)

<70キロ/3分3R>
ムラット・ディレッキー(ベルギー)
ロビン・ファン・ロスマーレン(オランダ)

<85キロ級/3分3R>
アミール・ゼヤダ(オランダ)
モイセス・ルイバル(スペイン)

<ヘビー級/3分3R>
エロール・ジマーマン(オランダ)
リコ・ヴァーホーベン(オランダ)

<70キロ/3分3R>
ハルート・グリゴリアン(ベルギー)
クリス・ンギンビ(オランダ)

<ヘビー級/3分3R>
ミシェール・ドゥット(オランダ)
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

<ヘビー級/3分3R>
メルビン・マヌーフ(オランダ)
タイロン・スポーン(オランダ)

<It’s Showtime世界73キロ級選手権試合/3分5R>
[王者]ヨハン・リドン(フランス)
[挑戦者]ロシネ・オグズニ(オランダ)

<ヘビー級/3分3R>
リカルド・フォン・デンボス(オランダ)
ベン・エドワーズ(豪州)

<95キロ/3分3R>
ムラッド・ボウジディ(オランダ)
シャーク・パラパーヤン(アルメニア)

<70キロ/3分3R>
日菜太(日本)
アンディ・リスティ(オランダ)

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