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【TUF11】ガス欠寸前、ユリシーズがTPF二階級制覇達成

2011.12.03

<TPFバンタム級王座決定戦/5分5R>
ユリシーズ・ゴメス(米国)
Def.3R2分26秒 by ギロチンチョーク
コディ・ギブソン(米国)

まずは左ローを見せたギブソンに対し、ユリシーズもローを返していく。左から右を伸ばすギブソンに、組みついたユリシーズはシングルレッグを仕掛ける。スイッチを狙いながら、スタンドに戻ったギブソンが、首相撲からヒザをボディに蹴り上げ、続いて顔面を狙う。

自ら距離を取ったギブソンの左ストレートが、ユリシーズを襲う。続くテイクダウン狙いも受け止められたユリシーズは、首相撲からヒザ、左フックをケージ際で受ける。組みついてもテイクダウンを奪えないユリシーズは、距離を取ったギブソンの左をもらい、組み合いのなかで引き込んでしまう。

ローを蹴られて、立ち上がったユリシーズは逆にギブソンにドライブされ、ケージに詰められると、今度はエルボーを受ける。低い姿勢でシングルを仕掛け、バックに回られそうになるなど劣勢が続くユリシーズ。そのままスタンドでプレッシャーを受け、初回を落とした。


2R、スタンドの打撃戦のなかで、アッパーと右フックを伸ばしてきたギブソンに、ユリシーズも右フックをヒットさせる。打撃+テイクダウン狙いで、スタミナを消耗しつつあるユリシーズに、ギブソンはボディフックを執拗に打ち込む。

ケージ中央で組み合って、なお試合を優位に進めることができないユリシーズは、続くシングルレッグも切りかえされ、首相撲からヒザをアゴ先に受ける。攻めきれないギブソンだが、確実にポイントを得て、ダメージを与えていく。残り90秒で、自らテイクダウンを狙ったギブソンは、ユリシーズのギロチン狙いも構わず首を引抜き、トップを奪う。

ユリシーズは蹴り上げから立ち上がるが、再びケージに詰められるも、残り時間僅かのところでダブルレッグで初めてテイクダウンを奪い、2Rを戦い終えた。このテイクダウンで流れを呼び込むことができるか、注目の折り返し地点3Rはユリシーズの右ハイキックと、ギブソンの右フックが交錯してスタートした。

打撃戦からスクランブルの攻防のなかで、引き込んだユリシーズ。これでは試合を有利に進めることはできないと思われたが、ギブソンも意外なほどに疲れを見せており、直後にテイクダウンを許す。

ハイガードのギブソンは、足を戻して立ち上がると、再び組みつく。すると、ここでユリシーズのギロチンが、ガッチリとその首を捉える。首をひねり、ユリシーズがトップを奪うと、成す術なくタップを強いられたギブソン、疲れから自滅した形となった。

今年2月にフライ級王座を失ったユリシーズが、バンタム級新王者となり、「嬉しさよりも、疲れたっていう気持ちの方が大きい。彼はタフだった。次? 少し休みたい」と語ると、笑顔を浮かべることなく疲労困憊で、10カ月ぶりのベルトを左肩にかけた。

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