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【UFC116】両者決め手に欠く展開も、グローブが判定勝ち

2010.07.04

Grove■第4試合 ミドル級/5分3R
ケンドール・グローブ(米国)
Def.3R終了/判定
ゴラン・レジッチ(クロアチア)

【写真】グローブの明確な攻撃ポイントは、蹴り上げで一度、レジッチを尻持ちをつかせたシーンぐらいのもの。レジッチにも攻勢に出たことはなかったが、30-27の裁定には疑問が残る (C) ZUFFA

互いに長いリーチを誇り、遠目の距離から拳を振るう。距離を詰めてグローブが右を見せるが、すぐに距離を取り直す。グローブの右に左を合わせようとするレジッチは、ローを放っていくも、レジッチの左ハイをブロックしたグローブは右を伸ばす。

両者、足を使って後方へ下がり、相手の攻撃をさける展開が続く。シングルでテイクダウンを奪ったレジッチだが、グローブがガードから蹴り上げ、後方にバランスを崩してしまう。直後に立ち上がったグローブが、首相撲からニーを狙う。逆にヒザを突き上げたレジッチ、そのニーがグローブの急所を捉えたが、試合は続行される。と、首相撲からグローブがヒザを見せたところで、初回が終了した。


2R、レジッチの左ストレートがグローブの顔面を捉えたが、直後にシングルでテイクダウンを奪うことに成功する。トップを奪い返したレジッチは、蹴り上げに注意を払いながらローを繰り出し、一気に距離を詰めてガードのなかへ。動きの止まった両者に場内はブーイングが起こる。

残り1分を切っても、動きの少ない試合にレフェリーがブレイクを命じる。スタンドへ戻ると、グローブのローにレジッチが足払いを合わせるが、倒すまでには至らない。そのまま距離を取った状態で2Rもタイムアップに。

最終回、距離を詰めて右を伸ばすグローブ。レジッチの左ハイは空振りに終わり、続くハイキックもブロックされたが、ここでレジッチは組みついて、テイクダウンを狙いへ。だが、踏み込みが甘く、組みつけないレジッチ、打撃戦の間合いになるとグローブがローを放つ。

残り3分、レジッチのシングルレッグにグローブがギロチンから、ヒザにつなげる。再び距離を取った両者、レジッチの左ミドル、左ローがヒットする。首相撲からヒザを狙うグローブに対し、レジッチがシングルレッグを仕掛けると、グローブは長い長いリーチを活かしエルボーを肩口に、鉄槌を腿に放つ。

残り1分となり、レジッチがテイクダウンからパスを奪う。上四方で抑え込むレジッチに観客はブーイングをおくり、グローブがシングルの形から立ち上がったところで15分間の戦いが終わった。ジャッジの裁定は、29-28でレジッチ、30-27でグローブ。最後の一人が29-28でグローブに。微妙な裁定ながら、グローブが判定勝ちを手にした。

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