＜160ポンド契約／5分3R＞
デヴィッド・リッケルズ（米国）
Def.3‐0：30-27.30-27.30-27
アダム・ピコロッティ（米国）

ベラトール最多19戦目となるご当地ファイターのリッケルズ。ロー&ミドルを繰り出すリッケルズに対し、ピコロッティも右ローを蹴っていく。リッケルズはスイッチを織り交ぜ左ストレートを当てると、左ジャブから右ストレートをヒットさせる。ピコロッティは左ミドルをキャッチしてドライブ、ケージに押し込むがリッケルズが首相撲からヒザ蹴りを狙う。

離れたピコロッティはローに右フックを合わせる。リッケルズが左フックを打ち、スピニングバックフィストは空振りに。テイクダウンフェイクを見せたピコロッティだが、ローからワンツーを被弾してしまう。右フックに続き左ハイでプレッシャーを強めたリッケルズが初回を取った。

2R、ボディから左フック、ニータップでテイクダウンを奪ったピコロッティ。リッケルズは蹴り上げからすぐに立ち上がる。左ジャブから鋭い右ローを入れたリッケルズが前に出て左をまとめる。さらに右フックを与えたリッケルズが左ミドルを蹴り込む。ピコロッティは左フック、続いて右フックを打たれながらテイクダウンに成功する。草刈りの仕掛けにステップバックしたことで、リッケルズを立たせたピコロッティが即ダブルレッグを狙う。

右腕を差したリッケルズに対し、ピコロッティがスピニングバックフィストも空振りに。蹴りを繰り出すリッケルズだが、ダブルレッグで簡単にテイクダウンを許し、最終回に不安が残った。

最終回開始前に左目の下が大きく腫れているピコロッティにドクターチェックが入る。リッケルズは左ミドルを入れて、右ロー、そして右フックを当てていく。右ローにテイクダウンを合わせたピコロッティがトップを奪取し、蹴り上げのあとにガードに入る。腰を上げてエルボーを落とすピコロッティ、リッケルズは右足を引いて柔術立ち。スタンドに戻るとリッケルズが左フック、そして右アッパーを繰り出す。ピコロッティはダブル、アンクルピックからリッケルズをリフトしてテイクダウンする。

横三角を防がれたリッケルズは続いてオモプラッタへ。ピコロッティが足を組ませずパンチを入れてバックを狙う。嫌がってガードを取ったリッケルズはバタフライガードからリフトアップ、これを潰したピコロッティだが三角絞めに捉えられる。頭を引きよせたリッケルズは、ピコロッティの足をすくってクラッチを組み替えたところでタイムアップに。

結果、2017年規定に則した裁定＝フルマークでリッケルズが判定勝ちを収め「アダム・ピコロッティを尊敬している。三角絞めは甘美な味がするよ」と笑顔を見せた。

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