【写真】エディ・ブラボー×ホイラー・グレイシーの一戦は、昨年末に再戦が行われるという話もあったが、メタモリス3の開催は3月29日に決まった(C)MMAPLANET

21日（火・現地時間）にMetamorisプロ柔術インビテーショナルより第3回大会が3月29日（土・同）にカリフォルニア州LAのピーターソン・オートモーティブ・ミュージアムで開催されることが発表された。メインは第2回大会でアナウンスされた通り、10年10カ月ぶりの再戦となるエディ・ブラボー×ホイラー・グレイシーの一戦だ。

一昨年10月の第1回大会ではホジャー、ヒーロン、クロン、カイロンのグレイシーが集結し、マーカス・ブシェシャ、アンドレ・ガルバォン、オタービオ・ソウザ、ラファエル・ロバトJrと戦い、昨年6月にはクロン×青木真也が組まれたメタモロリス。最大の特徴はノーポイントのオンリー・サブミッションというルールにある。第2回大会ではジャッジの裁定で勝利が決められるようになったが、今回も再びノージャッジ、20分×1R、ノーポイントと謳われている。

2003年のADCCサブミッションレスリング世界大会66キロ級2回戦でエディの三角絞めにタップをしたホイラー。この一戦がエディの人生を変え、ラバーガード、ツイスター、ゴゴプラッタという技術によってある意味、彼は柔術界に革命を巻き起こすこととなる。そんな両者の再戦は、収容700人という小会場で組まれることとなった。発表では特に明記されていないが、「Tha Rematch」とイベント名が決まったように、まずノーギでの対戦となることは間違いないだろう。

メイン以外の5試合も非常に興味深い試合が組まれたメタモリス03、それらのカードも現時点でノーギか道着かは明らかにされていない。メンデス兄弟、キーナン・コーネリアス、ディーン・リスター、クラーク・グレイシーら新旧&未来の強豪が出場する同大会、ハファエル・メンデス×クラーク・グレイシー戦は現代柔術を代表する技術系統を世に送り出したハファに対し、クラークのオモプラッタが極まるか、非常に興味深い一戦となる。そんなメタモリス3の全カードは以下の通りだ。

■ Metamoris 03 「The Rematch」対戦カード

＜20分1R＞
エディ・ブラボー（米国）
ホイラー・グレイシー（ブラジル）

＜20分1R＞
ハファエル・メンデス（ブラジル）
クラーク・グレイシー（ブラジル）

＜20分1R＞
キーナン・コーネリアス（米国）
ヴィニー・マガリャエス（ブラジル）

＜20分1R＞
ディーン・リスター（米国）
ヘナート・ババル（ブラジル）

＜20分1R＞
ギ・メンデス（ブラジル）
サミール・シャントリ（ブラジル）

＜20分1R＞
ザック・マックスウェル（米国）
ショーン・ロバーツ（米国）

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