【写真】イ・イェジは梅原を寄せ付けなかった(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMALANET

＜修斗女子スーパーアトム級王座決定T1回戦／5分2R+ExR＞
イ・イェジ（韓国）
Def.2R3分21秒 by TKO
梅原拓未（日本）

鋭い右ミドルから距離を詰め、下がった梅原にパンチを纏めるイ・イェジ。一旦離れると、梅原がテイクダウンを決めるがイ・イェジがスクランブルから立ち上がる。跳ね上がるような右ハイを蹴り、フックから組んだイ・イェジがケージに梅原を押し込むと、首投げを潰して後方からパンチを入れる。背中に乗り、足をフックせずにエルボーを背中に落とすイ・イェジはヒザを骨盤の辺りに蹴りこんでいく。

梅原が立ち上がると、距離を取ったイ・イェジがローを蹴り、テイクダウンを決める。背中を預ける梅原が立ち上がって胸を合わると同時に離れたイ・イェジの強烈な右ローを蹴りこむ。体がよれた梅原はパンチを打たれ、テイクダウンされる。このまま上をキープしたイ・イェジがマウントからパンチをまとめて初回を取った。

2R、右を当てたイ・イェジに対し、梅原がサイド気味の前蹴りを繰り出す。イ・イェジは引き続き強いローを走らせ、組み合いから崩して一気にバックへ。両足をフックし、落とされないよう注意深く殴るイ・イェジ。やや乗り過ぎながらバックマウントを維持するイ・イェジの一方的なペースに。パンチの勢いが強くなり、梅原の動きが止まるとレフェリーが試合を止めた。

「アリガトゴザイマシタ。ずっと待ち続けていました。トーナメントで勝つことができました。本当に嬉しいです」と準決勝進出を決めたイ・イェジは笑顔で語った。

PR

PR