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【KSW46】マテウス・ガムロ、寝技に付き合わない北米MMAファイトでクレベル下し二冠王に

<KSWフェザー級王座決定戦/5分5R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
Def.3-0:50-45.50-45.50-44
クレベル・コイケ(ブラジル)

ATT所属となったライト級王者ガムロに対し、クレベルがケージを背負った位置で右ハイを見せる。ガムロは右ミドルを蹴り、右から左を振るって前に出る。蹴り合いのなかでシングルレッグを決めたガムロは蹴り上げを見せるクレベルに対し、グラウンドにはいかない。

慎重な戦いを見せる両者、クレベルが残り2分を前にして飛びヒザからクリンチとなりヒザを繰り出す。ガムロも左右のフックから前に出るが、即下がるという動きが多い。ケージ際で誘うクレベルは、右を放った時に足を滑らす場面も。飛び込んで組んだガムロを投げるようにして引き込んだクレベルだが、ガムロはすぐに立ち上がってローを蹴り、やはり寝技には付き合わなかった。

2R、序盤はスタンド戦が続きガムロが右をヒットさせる。さらにワンツーを繰り出すガムロはクレベルの前進にはすぐに下がり、打撃を避けるというよりテイクダウンを警戒しているか。それでも近い距離になるとクレベルは首相撲からヒザを繰り出す。さらにミドルから左右のフックで前に出るクレベルに対し、ガムロはダブルレッグでテイクダウンを決める。スタンドに戻ろうとしたガムロに足関節を仕掛けたクレベルだが、自らもスタンドに戻る。

後ろ手で組んでノーガードを見せ、観客を煽るなど色々と駆け引きを見せてはいたクレベルだが、劣勢という印象を残した初回だった。

3R、パンチの交換のなかシングルで倒されたクレベルが、懸命にオモプラッタを仕掛けるがガムロが腕を引き抜く。スタンドに戻ったクレベルは組んで引き込み、何とか寝技に持ちこもうとする。ガムロは飛び込んでパンチを打ち、グラウンドの展開に付き合う素振りを見せながら、反撃を受けそうになると立ち上がる。寝技を続けるには上を取りたいクレベル。シングルレッグからのリバーサルを潰され、スタンドへ。

ここで左目周囲のカットでクレベルにドクターチェックが入る。再開後、クレベルの引き込みからオモプラッタのセットアップを潰したガムロは、グランドの攻防が多いKSWに北米流の寝技を受けないファイトに徹した。

4R、打撃戦のなかでシングルを決めたガムロに対し、クレベルは足を取りつつバックに回ろうとする。胸を合わせ正対したガムロはエルボーを落とすと、クレベルは前転からガードを取り直す。パンチを入れて立ち上がったガムロは、ガードの中に戻ると担ぎパスを狙う。クレベルが足を戻したところで、ガムロはスタンドへ。クレベルは頭を下げるようなパンチでバランスが悪くなっている。ローを繰り返し、ワンツーを放つガムロがパンチを纏めたところでラウンド終了となった。

最終回、ケージの前に立つクレベルにロー、パンチを入れるガムロは引き込みにはすぐにスタンドに戻る。ガムロはパンチを纏め、蹴り足をキャッチしてテイクダウン。そのまま立ち技を続けるガムロに対し、クレベルは引きこんリバーサルを仕掛ける。ガムロは寝技ができなくて避けるのではなく、クレベルの仕掛けを封じて寝技に付き合わないという鉄壁の試合展開を見せる。

厳しい展開のなか、最後の1分を迎えたクレベルはミドルを蹴られ、手を伸ばすがガムロに組みつくことはできない。クレベルはついにはガムロに触れないで引き込むようになり、そこにパンチを落としたガムロは試合終了と同時に勝利を確信、胸を張ってコーナーに戻った。

結果は3-0でガムロに凱歌が挙がり、クレベルは王座返り咲きに失敗。対してガムロはライト級とフェザー級同時戴冠となった。


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