【Shooto/180513】猿田洋祐が村田一着を完封、最後はパウンドアウトでストロー級王座防衛
<修斗世界ストロー級選手権試合/5分5R>
猿田洋祐(日本)
Def.3R0分45秒by KO
村田一着(日本)
村田の最初の右ローをキャッチし、大きくリフトしてからテイクダウンを奪った猿田。ハーフの村田に対し、猿田は胸を合わせて抑える。村田はワキを潜る仕種を見せる。ケージ際まで移行した猿田はヒジを落とし、鉄槌へ。枕からパスに成功した猿田が、サイドバックから左を連打で打ち込む。巻き込みをすかして、サイドを取った猿田は再びパンチを入れ、バックコントロールからパンチ&連打を連打する。
立ちあがった村田は、前方に崩されそうになると前転し、頭の上に座った形の猿田に両足を絡めて殴られないポジションを取る。しかし、村田は自らパンチを狙ったところでスペースができ、逆に猿田のパウンドを被弾。足を取りに行った村田だが、ここでタイムとなった。
2Rも猿田が、村田の蹴り足をキャッチしてすぐにテイクダウンに成功する。クローズドガードの村田をケージに押しこんだ猿田が、コツコツとパンチを落とす。時折りハイガードを取ろうとする村田にパンチとエルボーを猿田が打ちつける。右エルボーを連続でいれた猿田の一方的な展開に。残り90秒でブレイクが掛かり、試合がスタンドへ。蹴りを出さずに右を振るった村田が、右ローへ。猿田は慎重に左ロー、右ボディフック、右フックを当てた。
3R、右ローをキャッチした猿田は、思い切り見フックを叩きこむ。足を掴まれたまま、頭を強かマットに打ちつけた村田の動きが止めると、猿田はパウンドの連打で決着をつけた。
「結構プレッシャーあったんですけど、村田選手も凄く強くてフィニッシュできてよかったです。内藤のび太選手というチャンピオンが世界にいますが、日本、修斗には猿田洋祐というチャンピオンがいることを覚えておいてください」とマイクで話し、フライ級との同時2階級制覇は口にしなかった。