この星の格闘技を追いかける

【Awards】2013年下半期ニュータレント#10-#05

2014.01.08

NamYu-Chul

【写真】2013年下半期ニュータレント5位は、韓国のナム・ウィチョル。気持ちの強さが要因のアグレッシブさが最大の売りだ。3月の徳留戦はワールドクラスへの入り口となる。

MMAPLANETのviewerの皆さん、かなり遅めになってしまいましたが、明けましておめでとうございます。もう既に2014年のMMAワールドはスタートを切っていますが、遅ればせながら2013年下半期、51イベント+TUFシーズン18の26試合を加えた438試合からMMAPLANET Awardsを発表したいと思います。

MMAPLANETで掲載してきた全ての試合レポートから、【Best Fight】、【Best KO】、【Best Submission】、【New Talent】、【MVP】、【Best Event】の6部門、1位~10位を発表させていただきます。第一弾はNew Talent部門、第5位から第10位の発表となります。

Photo by MMAPLANET & GONGKAKUTOGI

【ニュータレント第5位】

ナム・ウィチョル(韓国)

チーム・パシ所属

通算MMA戦績22戦17勝4敗1分

RFCライト級王者

2013 年下半期戦績1戦1勝

10月12日×久米鷹介

4月に続き、久米鷹介を破りRFCライト級王座初防衛に成功。初戦は際どい判定となったが、再戦ではしっかりと判定勝ちを手にしている。際の強さだけでなく、打撃でも確実に試合をリードした彼は、この1戦でアジアを卒業。UFCと契約を果たし、3月1日のマカオ大会で徳留一樹とオクタゴン・デビュー戦を行う。

Connor MacGreggor【ニュータレント同率5位】

コナー・マクレガー(アイルランド)

SBGアイルランド所属

通算MMA戦績16戦14勝2敗

UFCフェザー級王者

2013 年下半期戦績1戦1勝

8月17日×マックス・ホロウェイ

アイルランドの豪腕ファイターというイメージを4月のマーカス・プリメイジ戦でイメージつけた。しかし、8月の2戦目となったマックス・ホロウェイ戦ではスイッチを取り入れ、蹴り技とテイクダウンでホロウェイを圧倒した。その後は負傷で試合機会がなかったがビックマウスとともに注目だ。

 

 

Michael Johnson【ニュータレント第7位】

マイケル・ジョンソン(米国)

ブラックジリアン所属

通算MMA戦績22戦14勝8敗

UFCライト級ファイター

2013 年下半期戦績2戦2勝

12月28日×グレイゾン・チバウ

8月17日×ジョー・ローゾン

昨年末から連敗を期し、リリースの危機に直面していたTUF12準優勝者は、ローゾンとチバウに判定とKO勝ちし、トップ戦線に絡みそうな勢いを見せた。リーチを生かしたジャブとストレート、接近戦ではアッパーとダーティボクシング。テイクダウンも強く、フィジカルの強さが勝利に結びついた2014年下半期だった。

 

 

Khabib Nurmagomedov【ニュータレント同率7位】

カビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)

レッドヒューリーFT & AKA所属

通算MMA戦績21戦21勝

UFCライト級ファイター

2013 年下半期戦績戦勝

9月21日×パット・ヒーリー

もうニュータレントと呼ぶには、十分すぎる実績を持つようになったヌにルマゴメドフ。MMAで21連勝、UFCでも5連勝を達成した。打撃とテイクダウンに重きが置かれた現代MMAは、アグレッシブなロシアン・スタイルにピタリとハマった。もうニュータレントは卒業、MVPを狙える2014年だ。

 

 

Myles Jury【ニュータレント同率7位】

マイルス・ジュリー(米国)

アライアンスMMA所属

通算MMA戦績13戦13勝

UFCライト級ファイター

2013 年下半期戦績1戦1勝

9月21日×マイク・リッチ

アライアンスMMA所属らしいウェルラウンダー。間合いを外した打撃や、テイクダウン、ギロチンに強さを発揮する。下半期は1試合のみの出場でリッチをテイクダウンから立たせず完勝している。ケージレスリングとトップキープで自力を見せたジュリーは、3月のディエゴ・サンチェス戦からトップ戦線入りを睨む。

 

 

Michinori Tanaka【ニュータレント10位】

田中路教(日本)

――所属

通算MMA戦績9勝0敗

PXCバンタム級王者

2013 年下半期戦績1戦1勝

10月25日×カイル・アグオン

5月に奪取したPXCバンタム級王座をカイル・アグオンとのタフファイトで防衛に成功した田中。海外、ケージ、ユニファイドルールで経験を積み、さらなるステージを目指す。バックを取らせて落すスタイルを見つめ直す、あるいは進化させるために柔術の強いファイターとの試合が見てみたい。

(ニュータレント部門、続きはコチラ

 

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