【UFC FOX20】ペペイ、反則ヒザ蹴りもありエルキンスに完敗
<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国/12位)
Def.3-0:30-26.29-27.29-27
ゴドフレイド・ペペイ(ブラジル)
スピニングバックキックをエルキンスの顔面に入れたペペイ。エルキンスもフックを返し、距離ができるとダブルレッグでテイクダウンに成功する。同時にキムラクラッチからリバーサル、ペペイがマウントを奪う。重いパンチを受けながら、足を戻したエルキンスはヒールフックへ。足を抜いて立ち上がったペペイを追いかけてケージに押し込む。
ジャンピングガードから引き込んだペペイの三角狙いを防いだエルキンスが、ボディ、顔面にパンチ、鉄槌を落とす。ペペイは腕十字も未遂に終わり、ケージに押し込まれる。立ちがったペペイがキムラクラッチ、これを持ち上げるようにして距離潰して防御したエルキンスが最後もトップを取り初回をリードした。
2R、ペペイが左を空振りし逆にフックを被弾する。続く後ろ回し蹴りで姿勢を崩したペペイは、上を取りに来たエルキンスにヒールフックを仕掛ける。ガードからエルボーを思い切り入れたペペイが、そのままバックに回る。トップを取ったペペイは立ち上がって左手をマットについているエルキンスの眼目に右ヒザを入れペナルティを受ける。
再開後、ペペイは右ストレートをヒット。エルキンスは左ハイ後にダブルを仕掛けてテイクダウン。蹴り上げも立ち上がることができないペペイは、ガードからヒジを続ける。鉄槌を落とすエルキンスは三角を防いでパンチ。ペペイのエルボーとエルキンスの鉄槌が交錯し、エルキンスは左右のエルボーで優位に立つ。ブレイク狙いのように固めるペペイだが、残り時間が少なくそのままガードでラウンド終了を迎えた。
最終回、ワンツーから左ミドルを決めたエルキンス。続いてワンツーからハイ、右足がペペイの顔面を掠める。すかさずテイクダウンを決めたエルキンスが鉄槌を入れていく。蹴り上げから立ちあがたペペイだったが、テイクダウンには粘れず引き込むようにガードを取る。右のパウンドを思い切り振るっていったエルキンスに対し、ペペイは頭を抱え込んでガードを固辞し、細かいエルボーやパンチを被弾し続ける。逆転の芽がなくなり続けるペペイはキムラクラッチも取れず、万事休す。
エルキンスがガードのなかでエルボーを落としながらタイムアップを迎え、判定勝ちした。