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【UFC FOX14】崖っぷち対決、ダン・ヘンダーソン×ゲガール・ムサシ

Dan Henderson【写真】45歳を迎えるダン・ヘンダーソン、ゲガール・ムサシを相手にどのような動きを見せることができるか (C)NAOKI FUKUDA/WOWOW

24日(土・現地時間)、スウェーデン・ストックホルムのテレツー・アリーナで開催されるUFC Fox 14「Gustafsson vs Johnson」。メインがアレクサンダー・グスタフソン×アンソニー・ジョンソンという同大会、セミにはダン・ヘンダーソンとゲガール・ムサシのミドル級戦が組まれている。

日本でもお馴染みの両者、ダン・ヘンダーソンは前戦でダニエル・コーミエーに完膚無きまで叩きのめされ、RNCで一本負けして以来、8カ月振りの復帰戦となる。一方のムサシも9月にジャカレ・ソウザにギロチンで敗退、タイトル戦線から脱落し、やり直しの一歩をダン・ヘン戦で踏みだすこととなる。

気になるのは今年で45歳になるダン・ヘンのコンディションだ。ダン・ヘンと同じようにTRT補充療法を受けていたチェール・ソネンはMMAを引退、ヴィトー・ベウフォートは2月に世界王座挑戦が決まっているが、その後のパフォーマンスは未知数。そして、ダン・ヘンはテストステロンの補充がなかった試合で、コーミエーが相手とはいえ、これまでになかった惨敗を喫している。

それでもなくとも過去5戦で1勝4敗、特に今回のムサシ戦では~44歳のファイターとして~という但し書きは意味がなく、結果のみが求められる試合だ。一方のムサシも、ミドル級転向後、マーク・ムニョスには流れるようなMMAを見せて完勝しているが、前述したジャカレ、ムニョスの前に戦ったリョート・マチダ戦では、完封負けを喫している。立って良し、寝技で背中を付けても強い。テイクダウンは防御ともに長足の進歩を見せている。それでいて、MMAという完成形になると、上手くそれらの技術が回らない。特に自分の思い通りにならなかった時のぎこちなさは、命取りだ。

ダン・ヘンは思い切りの良さが最大の武器ながら、それがなかなか通用しなくなってきた。ムサシは逆に、ダン・ヘンのような思い切りの良さが試合中にあまり見られない、クールなファイター。ムサシは再び王座を目指すトラックで走るためには、殻を破った姿をダン・ヘン戦で見せる必要があるだろう。ダン・ヘンの飛び込みながらフックに対し、距離を取るのは当然だが、その後の攻撃の選択をどこに置いているのか。ムサシの判断に注目したい。

■ UFC FOX 14対戦カード

<ライトヘビー級/5分5R>
アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン/1位)
アンソニー・ジョンソン(米国/3位)

<ミドル級/5分3R>
ダン・ヘンダーソン(米国/9位※ライトヘビー級)
ゲガール・ムサシ(オランダ/8位)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィル・デイビス(米国/5位)
ライアン・ベイダー(米国/7位)

<フェザー級/5分3R>
アキラ・コラッサーニ(スウェーデン)
サム・シシリア(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニコラス・ムサケ(スウェーデン)
アルベルト・トメノフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ケニー・ロバートソン(米国)
スルタン・アリエフ (ロシア)

<フェザー級/5分3R>
アンディ・オグル(英国)
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)
スタニスラヴ・ネドコフ(ブルガリア)

<ライト級/5分3R>
マイルベク・タイスモフ(ロシア)
アンソニー・クリストドウロウ(ギリシャ)

<フェザー級/5分3R>
ミルサッド・ベキッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
ポール・レッドモンド(アイルランド)

<ヘビー級/5分3R>
ビクトー・ペスタ(チェコ)
コンスタンティン・エロキン(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ニール・シーリー(アイルランド)
クリス・ビール(米国)

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