ウェイドマンが一躍トップ戦線へ。バンタム級初陣 田村はTKO負け
2012年7月11日(水・現地時間)、米国サンノゼのhpパビリオンでは、UFC on Fuel 04「Munoz vs Weidman」が開催された。そのメインイベントでは、つい4日前のUFC148「Silva vs Sonnen II」で、アンデウソン・シウバ×チェール・ソネンのタイトルマッチが終わったばかりのミドル級から、マーク・ムニョス×クリス・ウェイドマンが激突した。
現在まで4連勝と波に乗るムニョスと、UFC4戦4勝のウェイドマン。トップレスラー同士による、タイトル戦線に大きく影響するであろう一戦だが、その試合は驚くべき結末を迎えた。なんと初回からテイクダウンを奪ったウェイドマンが、ポジショニングやアームロックの仕掛けでムニョスを圧倒、2Rに入ると、テイクダウン→パスガード、ムニョスの動きに合わせてダースチョークを狙い、試合がスタンドに戻ると、ムニョスの右フックに右エルボーを返してダウンを奪うとパウンドで一気に決着をつけたのだ。
ROCミドル級チャンピオンで、昨年3月、ハファエル・ナタウの代役でUFCデビューを果たしたウェイドマン。アレッシオ・サカラやトム・ローラーを破り、堂々のメイン出場となったこの日、タイトルコンテンダーの一人、ムニョスを破ったばかりか、一躍トップ戦線にその名を轟かす見事な完勝劇をみせた。
また、UFC2戦目で北米デビュー戦となった田村一聖は、バンタム級に階級を下げてハファエル・アスンソンと対戦をするも、2R、アスンソンのバックスピンキックをかわして前に出たところに、左フックをカウンターで被弾。腰が落ちると、ここから連打を浴び、TKO負けを喫した。その他、全試合結果&レポートは下記の通り。
第11試合 ミドル級/5分5R | ||
○クリス・ウェイドマン (米国) |
2R1分37秒 TKO 詳細はコチラ |
マーク・ムニョス× (米国) |
第10試合 ライトヘビー級/5分3R | ||
○ジェームス・テフナ (豪州) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ジョーイ・ベルトラン× (米国) |
第9試合 ウェルター級/5分3R | ||
○アーロン・シンプソン (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ケニー・ロバートソン× (米国) |
第8試合 ミドル級/5分3R | ||
○フランシス・カルモン (フランス) |
2R1分39秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ |
カルロス・ヴェモラ× (チェコ) |
第7試合 バンタム級/5分3R | ||
○TJ・ディラショー (米国) |
1R2分33秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ |
ヴァグハン・リー× (英国) |
第6試合 ライト級/5分3R | ||
○ハファエル・ドスアンジョス (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
アンソニー・ンジョグアーニ× (米国) |
第5試合 バンタム級/5分3R | ||
○アレックス・カサレス (米国) |
2R1分27秒 三角絞め 詳細はコチラ |
ダマッシオ・ペイジ× (米国) |
第4試合 フライ級/5分3R | ||
○クリス・カリアソ (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ジョシュ・ファーガソン× (米国) |
第3試合 ミドル級/5分3R | ||
○アンドリュー・クレイグ (米国) |
2R4分52秒 TKO 詳細はコチラ |
ハファエル・ナタウ× (ブラジル) |
第2試合 ウェルター級/5分3R | ||
○マルセロ・ギマリャエス (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ダン・スティッジン× (米国) |
第1試合 バンタム級/5分3R | ||
○ハファエル・アスンソン (ブラジル) |
2R0分25秒 TKO 詳細はコチラ |
田村一聖× (日本) |