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【UFC131】裁定にブーイングも……小見川は判定負け

2011.06.12

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
Def.判定3-0:29-28、29-28、30-27
小見川道大(日本)

序盤から小刻みなスイッチを見せる小見川。エルキンスの左をに対し、オーソから左を伸すと、サウスポーになり再び左を放つ。左ボディフックを見せた小見川にエルキンスは右へ回りながら、パンチを続ける。迎え撃つようにパンチを出す小見川だが、低い姿勢になったところにワンツーを受けてしまう。

小見川の踏み込みにワンツーを合わせたエルキンスは、小見川が前に出てきたところでテイクダウンを奪う。小見川は足を引っかけ、バックに回り込むように立ち上がった。試合はスタンドの打撃戦に戻る。エルキンスは左が伸び、右のフォロー精度が高い。ライト級から転向組だけに上背とともにリーチが長く、小見川は踏み込みが必要になってくる。

残り30秒、シングルからバックに回られそうになった小見川がバランスを崩し、エルキンスのパンチが顔面をかすめる。初回がそのまま終了し、エルキンスがややリードしたような印象を残した。


2R、前に出る小見川の左がエルキンスを捉える。エルキンスのテイクダウン狙いを切った小見川がプレッシャーを与える展開が続く。スーパーマンパンチを放ち、初回同様に前へ出てはパンチを出して、すぐに下がるというリズムを取り戻したエルキンスだが右目の上の辺りから、かなりの出血が見られる。

踏み込んで右ローを見せた小見川は組みついて足払いを仕掛けるが、エルキンスに距離を取られる。右へ回って、遠い距離を保つエルキンスは、ここでも踏み込んで右フックをヒットさせる。ダメージはないが、パンチを当てられている印象が残ってしまう小見川は左を打ち込む。しかし、エルキンスもこういう局面になると、しっかりと前に出てくる。

ほぼオーソで戦うようになった小見川が、再びスイッチし右をヒットさせる。エルキンスのテイクダウン狙いは距離が遠すぎ、問題なかったが、小見川は決定的なポイントを得る展開を作ることはできなかった。

最終回、互いに前に出るなか、小見川がテイクダウンに成功する。エルキンスのギロチンを苦もなく防いだ小見川は、インサイドからエルボーを落とす。さらに重い右を落した小見川に対し、エルキンスの三角絞め狙い。これを担いだ小見川だが、四つになったエルキンスをスタンドに取り逃がしてしまう。流血を気にする仕種も見せるエルキンスだが、小見川の距離で戦うことはほとんどない。

残り1分、エルキンスのステップインに距離を取る小見川は、姿勢を低くして待ちかませるも、相手が本気で打ち込んでこない限り、威力のあるパンチを打ち込めない状態が続く。残り10秒になっても、距離が狭まることがなかった。

ジャッジの裁定は、29-28、29-28、30-27でエルキンスに。場外はブーイングに包まれたが、攻める姿勢よりも、間合いのコントロールと手を出す姿勢を評価したジャッジの裁定結果となった。

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