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【Challengers】カリーナ・ダムにビザトラブル発生?!

28日(水・現地時間)、ストライクフォースより8月13日(金・同)のChallengersフェニックス大会で行なわれる女子ウェルター級ワンナイト・トーナメントに出場予定のカリーナ・ダムのビザ発給に関して、緊急リリースがあった。

同日、米国のMMAウェブサイトで、ビザの発給が間に合わず同トーナメントにダムが参加できないと報じられたことに対し、ストライクフォースのマイク・アフロモウィッツ副代表は、現在ダムのビザ取得のために、全力を尽くしていることを強調するEメールを各メディアに発信した。


ただし、そのメールのなかでは、仮定の話として、ダムのビザ発給が間に合わない場合、代替ファイターをトーナメントに登用することにも言及している。

米国では不法移民の増加が長きに渡り、社会問題になっているが、折しも同大会が行なわれるアリゾナ州では、4月に不法移民と疑われる者に対し、合法か違法かを調べる義務を警察当局に課し、移民には身分証の携帯を義務付けるという法案が成立したばかりだ。

同法案は29日(木・同)より、施行されることになっており、28日に、アリゾナ州フェニックスの連邦地裁が、合法移民の誤認逮捕が起こることを未然に防ぐため、移民法の主要部分の施行を差し止めている。

もともとブラジル人のビザ発給に関しては、日本のプロモーションで試合をする場合も、リオデジャネイロ領事館では取得が難しく、リオ在住のファイターがわざわざパラナ州に足を運んだり、飛行機を乗り換えるために必要な米国のトランジット・ビザが取れないため、わざわざ欧州経由で来日するケースも過去には幾度となく見られた。

今回のダムの件が、アリゾナの法案と関係あると考えるのは早計だが、ブラジルベースのファイターのマネージメントサイドのビザ取得、招聘元の出場選手発表に関しては、よりいっそう注意が必要になるだろう。

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