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【UFN46】良くいえば攻守が入れ替わる激戦をクリロフが制す

2014.07.20

<ライトヘビー級/5分3R>
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)
Def.1R4分57秒 TKO
コディ・ドノヴァン(米国)

互いに左ジャブを伸ばし試合がスタート。クリロフの右ローに左を合わせたドノヴァンだが、逆に連打に真っ直ぐ下がってケージに押し込まれてしまう。ドノヴァンは体を入れかえるが、テイクダウンを奪ったのはクリロフ。とドノヴァンはガードから腕十字を仕掛け、トップを奪い返す。それもつかの間、クリロフがロールからトップへ。立ち上がったドノヴァンにヒザ蹴りを連続でボディに入れる。ドノヴァンもアッパーの連打を返し、クリロフが距離を取り直すとダブルレッグでテイクダウンへ。

両者スタンドへ戻ると、クリロフが左ハイから首相撲の態勢に取り、ヒザを突き上げアッパーを入れる。しかし、離れてから見せた左前蹴りがドノヴァンの急所を直撃し、試合は一時中断に。再開後、クリロフは右ローから右ハイ、さらに左ハイへ。首相撲からヒザ蹴り、ドノヴァンもアッパーを返し、激しい乱打戦へ。一旦離れた両者、ドノヴァンの左フックがヒットしクリロフがダウン。残り80秒、ドノヴァンがマウントからパンチを落す。背中を見せたクリロフにRNCを狙うドノヴァンだったが、クリロフが胸を合せて左右のパンチ、右の鉄槌を落す。足を払い、パンチを落したクリロフに対し、ドノヴァンは背中を見せる。クリロフは跨って、間断入れず、パンチを落す。動きを止めたドノヴァンを見てレフェリーが試合をストップ、攻撃力こそ高いものの、余りにも防御能力が低い一戦をクリロフが制した。

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