【UFC242】オクタゴン2戦目の佐藤天は、ベラル・モハメッドのアンクルピックからRNCに下る
<ウェルター級/5分3R>
ベラル・モハメッド(米国)
Def.3R1分51秒by RNC
佐藤天(日本)
右ジャブを伸ばす佐藤、モハメッドは左フックを当てる。左アッパーを放った佐藤との距離を詰めるモハメッドはボディから左ストレートをヒットさせ、左ストレートを続ける。佐藤も右ジャブを当て返したが、直後に左フックを受けてバランスを崩し立ち上がったところでダブルレッグからバックを許す。ボディロックで前方に崩された佐藤は、すぐにスタンドに戻る。ハイキックを見せたモハメッドの左ジャブを被弾した佐藤が右を返す。
予想通りパンチを被弾しても怯むことのないモハメッドは、再びダブルレッグからボディロックでバックへ。ハイクロッチでリフトアップを狙う。自ら離れたモハメッドが右ハイを見せ、ついにダブルレッグからテイクダウン。そのまま四の字フックに組んだモハメッドが、後方からパンチ&エルボーを打ちつけ初回を取った。
2R、右ジャブから左ストレートを入れた佐藤。モハメッドは左フックを振るって前に出る。右ジャブを被弾したモハメッドが、すぐに右フックを打ち返す。佐藤も手を出すが、距離を詰めたモハメッドが左右のフックを振るい組んでいく。佐藤の払い腰は腹ばいに終わり、すぐにスタンド戦へ。ボディから左フックというコンビネーションを再び決めたモハメッドの顔面を佐藤のジャブが捕える。パンチの攻防に組みを交える点で、攻撃のバリエーションの多いモハメッドの右がヒット。
佐藤も右ジャブから左ストレートを入れてが、すぐにモハメッドが右フックを打ち返す。さらに左から右を打って前に出るモハメッドに対し、組んだ佐藤は小外掛けで一気にテイクダウンを奪いサイドで抑える。そのままラウンド終了までトップをキープした佐藤がワキ腹にヒザを入れるも、ラウンドを取り返せたかどうかは微妙なところだ。
勝負の最終回。積極的に前に出て左を振るう佐藤に対して、モハメッドはワンツーを放つ。この接近戦で頭が当たり、佐藤が流血。右ジャブを当てたが、フックから組まれる。離れた佐藤は右を被弾し、右ジャブを当て返す。と、これまでダブルレッグでボディロックに移行していたモハメッドが、左手は変わらず伸ばしつつ、左足を小外気味に絡め右手で佐藤の左カカトを取るアンクルピックでテイクダウンを奪う。背中を見せた状態の佐藤を四の字フックに捕えたモハメッドは左手でチョークを狙い、右腕にスイッチしタップを奪った。