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【GLORY13】プレッシャーに負けず、上原がスプリット判定モノに

<ライトヘビー級/3分3R>
上原誠(日本)
Def.2-1:30-27,30-27,28-29
ダスティン・ジャコビー(米国)

元UFCファイターのジャコビー、長身を利して左フックを伸ばす。上原もローから左フックを返し、ジャコビーの前進に左を合せようとする。フックの応酬のあとで、共に右ハイを放つもクリーンヒットはない。粗いジャコビーの攻撃に下がる場面が多い上原、ローを効かせたいところだ。勢いでジャコビー、そんな初回が終わった。

2R、初回同様前に出るジャコビー。フックとハイは空振りに終わるが、前に出て続ける。上原はそこに右ストレートをヒットさせ、ジャコビーがたじろぐ。ジャコビーはすぐにワンツーを振るいながら前に出て、プレッシャーを与えるように心掛ける。上原も左を返し、前に出てこられてもペースを譲らない。その左を振ってバランスを崩した上原、少し力が入っているか。上原は踏み込んで左ボディストレートをヒットさせた。

最終回、長身のジャコビーの右ミドルハイで前進を拒まれる上原。常にロープを背負って戦うが、ジャコビーの最後の一歩が踏み込めない。ジャコビーは接近戦で首相撲からヒザを狙うも、上原も右ローで対抗する。左ジャブに左フックを合せたい上原、なかなかタイミングが合わない。手数が少なくレフェリーの注意が入った両者、上原は左フックを振るい左ローを連続で蹴り込む。思い切ってワンツーを振るう上原だが、思い切り繰り出した右フックは空振りに。ジャコビーは接近戦でヒザを上原のアゴに蹴り上げたが、ここでタイムアップに。結果、プレッシャーを受けつつ手を出し続けた上原が、2-1のスプリットで判定勝ちした。

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