【PXC48】フライ級タイトル戦は両者揃って体重超過、ベルト剥奪のカクダックが初回KO負け……
<キャッチウェイト/5分5R>
クリサント・ピットピットンゲ(フィリピン)
Def.1R3分52秒by KO
アルヴィン・カクダック(米国)
両者揃って体重を落とせず、ノンタイトルの5R戦で行われることとなったメインイベント。パンチの軽い交換のあと、ベルトを剥奪されたカクダックに、ピットピットンゲが左ミドルを蹴り込む。カクダックの右に勢いのある右フックから右ローをピットピットンゲが返す。カクダックも左ローを見せ、ワンツーを放っていく。これをブロックしたピットピットンゲが左ミドルハイ、カクダックもしっかりとディフェンスする。続くピットピットンゲのローにテイクダウンを合わせようとしたカクダックだが、これを切られる。カクダックの左ストレートに対し、ピットピットンゲが右ローを放つとこれが急所へ。
再開後、右ストレートを入れたピットピットンゲは、カクダックが前に出てきたところで、右フック一閃。前方に崩れ落ちたカクダックにショートの右をもう一発打ち込み、試合を決めた。ダブルタイトル戦が揃って体重超過でノンタイトルとなるなど、締まらない大会となってしまったが、フィリピンのファンは豪快なKO劇に大きな歓声をあげた。