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【UFC LIVE】ディアバテ、的確な打撃で一方的な展開に

2011.03.04

■ライトヘビー級/5分3R
シリル・ディアバテ(フランス)
Def.判定3-0
スティーブ・キャントウェル(米国)

長身のサウスポー、ディアバテが左ミドル、ローでキャントウェルを牽制する。右を打ち込むキャントウェルだが、ディアバテはその距離でなおアッパーを打ち込めるほど、リーチで勝っている。

正面に開いた構えながら、左が伸びるディアバテだが、腰の高い構えが災いして、ローをキャッチされると、キャントウェルに簡単にテイクダウンを許してしまう。ハーフガードのディアバテにエルボーを落としたキャントウェエルだが、自ら距離をとり、ディアバテにスタンドへ戻る隙を与えることに。

左ジャブからジャンピングニーを見せたディアバテ。さらに左ヒザを見せるが、低いガードをついてキャントウェルの右ストレートが伸びてくる。ノーガードに近い体勢で打撃を見せるディアバテは、キャントウェルのテイクダウン狙いを切ると、左ヒザを突き上げ、さらに左ショートアッパーでダウンを奪う。パウンドからスタンドに戻し、ディアバテがさらにパンチを加えたところで1Rが終了した。


ラウンド終了後は、明らかに戦意喪失した表情を浮かべたキャントウェル。2Rに入っても右ストレートこそ伸びるが、左ストレート、左ロー、左ミドルを浴びてしまう。懸命に組みついたキャントウェルだが、テイクダウンを奪ったのはディアバテの方。長いリーチを活かし、パウンドを落とすと、アッサリとスタンドに戻ったディアバテは、右ジャブの連打から左を打ち込む。

サウスポー相手に正面から右を伸ばすキャントウェルは、自然とディアバテにとって大きな的になる。ならばと再度狙ったテイクダウンを潰され、バックを許したキャントウェル。ディアバテは立ち上がられても焦らず、ケージにキャントウェルを押し込んで、パンチの連打からエルボー、左ミドル、左ローといいようにいたぶる。余裕を持ってキャントウェルのテイクダウン狙いを潰し、インサイドガードからエルボー、鉄槌を落すディアバテが、キャントウェルを圧倒し、試合は最終ラウンドへ。

ここでもインサイドから勝負を挑むキャントウェル、ディアバテの左ローに負けじと前に出る。が、そのローで体がよろけるようになり、左ミドルで動きが止まる。すると、ヒザを突き上げられ、さらに左ヒザをボディに2発受ける。人間サンドバックさながらに攻撃を受けるキャントウェル。ディアバテは、リスクを避けて、無茶振りはしないが、それでも的確に打撃をヒットさせていく。

ガードも落ち、足も止まったキャントウェル。テイクダウンは簡単にスプロールされ、左右のフックで後退。仕留めに掛からないディアバテに、フラストレーションが溜まるという一方的な展開は、残り1分もディアバテの攻撃ばかりが目立ちタイムアップに。

ジャッジの裁定は当然のように30-25、30-26、30-27でディアバテが完全判定勝利を収めた。

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