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【NEWS】OENとK-1によるニューノーマル時代の格闘技ライブイベント発進。MMAや組み技への波及は?!

2020.05.13

K-1DX【写真】同サイトの画角の関係上、文字が切れてしまっているがロゴにはK-1 DX-K-1 Digital transformation supported by OENという文字が見られる。新しい伝える手段がまた生まれた。そして、何を伝えていくのか。K1-1からMMAやグラップリングに広まるのか注視したい(C)CYBERAGENT

13日(水)にサイバーエージェント宣伝本部が、プレスリリースにて同社の子会社株式会社OEN(オー・イー・エヌ)がGENスポーツマネジメント協力のもと、オンライン特化型の新ライン「K-1 DX(ケイワンディーエックス)」の開催決定を発表した。

リリースによると、OENは『高品質なライブ配信やチャンネル月額課金での動画配信の他、プロジェクト支援や投げ銭、オンラインサロン、EC物販など、エンターテインメント産業のデジタルシフトを推進し、新たな収益機会の創出を応援する事業』を展開するということで、新型コロナウィルス感染拡大を受けライブや公演など多くの興行が中止を余儀なくされている現状、またニューノーマルの時代に即したエンテーテイメント発信に大きく関係してくる可能性を持つ。


今回、開催が決定したK-1 DXでは同オンライン特有のコンテンツの確立を目指し、通常の K-1 では見ることのできない対戦や YouTuber との交流など、エキシビジョンマッチを中心に無観客ライブイベントを実施するという。この他、視聴者参加型のアフターパーティをオンラインで実施など、試合観戦のみならずファンと選手とのコミュニケーションを楽しめるコンテンツも予定されているとのこと。

このオンラインの特性をいかしたK-1 DX、7 月の開催を予定しており、K-1 プロデューサー中村拓己氏の「この度、K-1 JAPAN GROUPでは株式会社OEN様の協力のもと、オンライン特化型の新ライン「K-1 DX」をスタートすることになりました。K-1 DXでは普段のK-1では見ることができない、そしてオンラインだからこそできる様々な企画を実施していきます。K-1 DXを通して新たなK-1の魅力をみなさまにお届けしたいと思います」というコメントもリリースには記されていた。

今回はK-1との取り組みが発表されたわけだが、この形態であればMMAやグラップリングの配信の可能性も十分にありうる。特に国内の経済活動、エンターテイメントが中断している現在、あるいは経済活動再開後も資金的にTV中継、ネット配信というインフラを持てない小規模プロモーションや、あるいは中継&配信を持つ団体でも公開練習や記者会見にファンが参加できる交流の場を持つことも可能となる。

まずはK-1からスタートする新しい格闘技の伝え方、この動きがMMAやグラップリングにどのように波及するのか、非常に気になるところだ。

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