【写真】ヒロヤが新井のプレスをかわしつつ、TDを狙いながら打撃で仕留めた(C)RIZIN FF

＜フライ級／5分3R＞
ヒロヤ（日本）
Def.2R2分53秒 by TKO
新井丈（日本）

開始早々、新井が距離を詰めた。左前蹴りを放つヒロヤに対し、新井が左ジャブを突く。右のフェイントからヒロヤをコーナーに詰め、ヒロヤの右ストレートをかわす。ヒロヤのニータップを切った新井は、ヒロヤのパンチをスウェーでかわし、右ストレートをボディに突き刺した。ヒロヤのシングルレッグをかわした新井が、左右フックで追い詰めていく。ダブルレッグを受け止めた新井がヒロヤをコーナーに押し込んだ。右腕を差し上げたヒロヤが体勢を入れ替え、ダブルレッグに切り替えようとしたところで新井が離れた。

新井がパンチを上下に散らす。ヒロヤの右をヘッドスリップでかわす新井が右カーフキックを当てた。新井の左右フックに対し、ヒロヤも右ストレートを返す。しかし新井の右カーフがヒットし、距離を取った。頭と肩を振って距離を詰める新井は、ヒロヤのパンチを受けながらボディブローの連打を浴びせる。ヒロヤのダブルレッグをスプロールした新井だが、再び組まれるとコーナーに押し込まれて初回を終えた。

2R、ヒロヤがパンチからシングルレッグに繋げるも、新井がスプロールする。なおも組んだヒロヤがコーナーに押し込んだが、すぐに新井は離れた。打撃戦では新井がボディブローから攻める。ヒロヤの右ハイをかわし、距離を詰めて右カーフを当てた。下がるヒロヤに右跳び蹴りを見せた新井が、ヒロヤをロープに押し込んだ。ヒロヤは体勢を入れ替えて押し込み返すも、新井が離れる。

ヒロヤは右ミドルをボディに突き刺し、テイクダウンを狙うも新井が距離を取った。ヒロヤにロープを背負わせた新井が右ストレートを伸ばす。しかしヒロヤの左フックが当たり、新井がグラついた。さらに右ハイを効かせ、右ストレートで倒したところにパンチを連打して、レフェリーストップを呼び込んだ。

TKO負けを喫した新井は天井を見上げる。勝利したヒロヤは「3度目の正直です!」と叫んだ。

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