【写真】連敗脱出。ネクサスでキャリアの再構築に向け、片平が判定勝ちした (C)MMAPLANET

24日（日）、東京都新宿区のGENスポーツパレスでNEXS18が開催された。同プロモーションにとって初のケージ大会レポート第2回はミドル級、片平なぎさ吉幸✖山下剛の一戦の模様をお伝えしたい。

＜ミドル級／5分2R+ExR＞
片平なぎさ吉幸（日本）
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
山下剛（日本）

レスリング力に定評のある山下に対し、右を振るって組んでいった片平がケージに詰めて小外掛けへ。山下が切り返して上を取るが、すぐに立ち上がった片平が四つから回してテイクダウンに成功する。

サイドからクルスフィックスに取った片平は、山下のブリッジを潰して右のパンチ、そしてエルボーを落としていく。柔軟性をいかし体を捩じって逃げるようとする山下を抑え続ける片平のクルスフィックスが続く。この間、ヒジと拳を受けた山下の顔に傷が目立ってくる。山下は腕を抜くことに成功したが、サイドで抑えられた状態は変わらず、初回が終了した。

2R、組んでヒザを入れた片平はシングルからダブルに移行し、山下をケージに押し込む。さらにシングルに戻してアウトサイドトリップを合わせテイクダウン。

半身の山下が腰に乗せてフリップするも、すぐに立ち上がらずバックを譲る。片平は山下の左足を両足で挟で殴り、起き上るとボディロックから前方に崩していく。

ここから正対して小外掛けを決めた片平がハーフで抑えるも、ブレイクが掛かる。スタンドからの再開で片平の前進に小手を決めた山下が投げを打つも、踏ん張った片平がボディロックテイクダウンを決める。

残り90秒、片平はサイドで抑え、左ワキを差してブリッジを潰し盤石の態勢に。そのままタイムアップとなり3-0でネクサス初陣を飾った。

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