【UFN136】アブドゥラヒモフがオルロフスキーから渋い内容で3-0の判定勝利
<ヘビー級/5分3R>
シャミル・アブドゥラヒモフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)
前に出来たアブドゥラヒモフを受け止めて、ショートのパンチを放つオルロフスキー。シングルでテイクダウンを決めたアブドゥラヒモフは、寝技に移行せずスタンドで待ち受ける。オルロフスキーが立ち上がると、アブドゥラヒモフは右を振るって再びテイクダウンに成功する。上を取ったアブドゥラヒモフだが、動きは少なく残り2分でブレイクが命じられる。
仕切り直し後、アブドゥラヒモフが飛び込んで左を当てる。オルロフスキーのローでバランスを崩したアブドゥラヒモフは即スタンドに戻り距離を取り直す。右のショートを当てたオルロフスキーが、アブドゥラヒモフに押し倒されたところで初回が終わった。
2R、組んだアブドゥラヒモフがケージにオルロフスキーを押し込むも、オクタゴン中央に押し返される。ここでオルロフスキーのヒザが急所に入り試合が中断に。すぐに再開され、アブドゥラヒモフが蹴り足を掴んでテイクダウン、ガードの中に納まる。ボディを殴るアブドゥラヒモフは、立ち上がろうとするアブドゥラヒモフの顔面に左のパンチを連打する。
殴られながら立ち上がり距離を取り直したオルロフスキーは、中央でクリンチ合戦となり小外掛けでテイクダウンを奪う。すぐいアブドゥラヒモフが立ち上がるが、オルロフスキーはボディロックテイクダウンに成功する。ガードのアブドゥラヒモフの顔面に一発パンチを入れたオルロフスキー、直後にラウンドがタイムアップとなった。
最終回、ここもクリンチの攻防になるが、どちらもテイクダウンは奪えず。膠着した展開に。オルロフスキーはアイポークがあっとしてタイムを要求し、再開後のクリンチのなかで右ヒザを繰り出す。このまあ低調な試合は最後の1分も続き、今度は急所にヒザをうけたオルロフスキーはリスター後にボディにヒザを入れられ、アブドゥラヒモフの指が伸びていることでレフェリーに視線を送る。このまま大きな山場がないままタイムアップを迎え、アブドゥラヒモフが判定勝ちを手にした。