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【UFN73】TDからパス狙いでボーグがヘレラにフルマークの判定勝ち

<126.75ポンド契約/5分3R>
レイ・ボーグ(米国/14位)
Def.3-0:30-27,30-27,30-27
ジアン・ヘレラ(米国)

ヘレラの右ストレートにダブルレッグを合わせて豪快にテイクダウンを奪ったボーグ。ヘレラのエルボーにも、担ぎパスを狙っていく。足を戻すヘレラに対し、ボーグは振りの大きなパウンドからパスへ。ヘレラのスイープ狙いを潰して、頭を抱えていく。足を払ってきたヘレラにギロチンからトップを取ったボーグ。ヘレラはヒールフックを仕掛けるも、足を抜いたボーグがトップをキープする。ボーグはハーフからキムラ&パスのコンビネーション、ヘレラもしっかりと対応して足を戻す。

パウンドからレッグドラッグ、マウント狙いのボーグにヘレラがしっかりと足を戻していく。残り75秒、ついにパスに成功したボーグは肩固め、一旦は逆サイドに体をスライドさせマウントへ移行する。ワキを差して防いだヘレラは三角を狙うが、一瞬にして対応したボーグがトップをキープして初回をリードした。

2R、左フックにダブルを合わされたヘレラはキムラも防がれ、ボーグがサイドから抑え込む。ワンアームギロチンからマウントに移行したボーグは、喉の下でクラッチを組む。マウスピースを吐き出しそうになりながら耐えきったヘレラだが、ガードを強いられたままで厳しい局面が続く。ボーグは再び、スイープ狙いにギロチンを支点にトップをキープすると、三角を担いでパス狙い&肩固めへ。足を利かせるヘレラは、ここもガードに戻すが、スタンドには戻ることができない。またも三角を担いでサイドを取ったボーグはダースからマウントへ。ガードに戻すヘレラ、これ以上の武器がないようだと粘りは見せてもジリ貧となっていきそうだ。

最終回、左ミドルを入れたヘレラに対し、ボーグは速攻でダブルレッグを決めてテイクダウン。パス狙いのボーグは、ヘレラのガードからのエルボーでカットし大量の流血に追い込まれる。マットが鮮血で染まるなか、レフェリーが試合を止めてドクターチェックを要求する。試合は再開され、ボーグは引き続きパス狙い。フルガードの中から激しい動きでパウンドを入れる。残り2分でスイープに成功したヘレラだったが、ボーグはすぐにスクランブルに持ち込み上を取り直す。変則の横三角を潰してサイドに回ったボーグは、ヘレラが足を戻してくるときにパンチを落としていく。最後はギロチン狙いからバックマウント、パンチを落としながら試合終了を迎えると、ボーグは問題なく判定勝ちを手にした。

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