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【Kunlun Fight14】70キロT開幕。サワー、急所攻撃に泣く。シッティチャイ生き残る

Sittichi Sitsongpeenong vs Andy Souwer【写真】アンディ・サワー、マーセル・グローエンハートというオランダの強豪を下し、Aブロックを勝ち抜いたシッティチャイ・シッソーンピーノン(C)KUNLUN FIGHT/CFP

3日(土・現地時間)中国・南京市の南京オリンピックスポーツセンターにてKunlun Fight 14「THE WORLD MAX RETURN」が開催され、超豪華メンバーによる70キロ・トーナメントが開幕した。

2014年に「Kunlun Fight WORLD MAX」として世界各国から16選手を招聘して70キロ・トーナメントを開催したKunlun Fight(クンルンファイト)。今年のトーナメントには昨年も出場したアンディ・サワーらに加え、K-1 WORLD MAX 2012王者マーセル・グローエンハート、アンディ・リスティ、ロビン・ファン・ロスマーレンらGLORY系のビッグネームが続々とエントリーし、ムエタイからも現ルンピニースタジアム認定ウェルター級王者シッティチャイ・シッソーンピーノンも出場。その他にもスペイン、オーストラリア、ウズベキスタン…世界各国からトップ選手が集まり、まさに世界規模のワールドトーナメントとなった。

トーナメントは16選手を4ブロックに分けて、1日2試合で各ブロックの代表選手を決定。各ブロックを数大会に分けて行い、そこをクリアした選手たちで準決勝・決勝を争う、やや変則的なもの。当初は3日・4日の2日間に大会が行われるスケジュールで、3日の大会でAブロック(サワー、フーカイ、シッティチャイ、グローエンハート)、4日の大会でBブロック(TOMOYUKI、ジャン・ジャオユー、ヴィクトー・ナビー、ムスタファ・ラジャヒ)、Cブロック(マンスリベク・トリボフ 、コン・リンフェン、デビット・カルボ、アマンソワ・パラシフ)が行われる予定だったが、4日の大会そのものが11日にスライドする模様で、3日の大会でAブロックのみが行われた、大会2日目のBブロックの模様は11日にTV中継されるまで、結果が明らかになっていない。

Aブロック準決勝第1試合ではグローエンハートとシッティチャイが激突。序盤からサウスポーのシッティチャイがグローエンハートを圧倒、左ミドルと左のヒザ蹴りでグローエンハートのボディを攻め、2Rに左ミドルでダウンを奪う。その後も攻め続けたシッティチャイが3R終了間際に左ハイキックでダウンを奪うと、立ち上がったグローエンハートはファイティングポーズを取ることが出来ず。レフェリーが試合を止め、シッティチャイがKO勝利で決勝にコマを進めた。

もう一つの準決勝=サワー×フーカイは、サウスポーのフーカイが蹴る奥足ローが3度、ヒザ蹴りが1度、ローブローになるという荒れた展開となる。試合そのものも本戦ドローで延長戦が行われる予定だったが、フーカイが延長戦開始のゴングが鳴っても自陣コーナーから動かず、フーカイの試合放棄という形でサワーがAブロック決勝に駒を進めた。

シッティチャイ×サワーの顔合わせとなったAブロック決勝、1Rからシッティチャイがパンチと左ミドル・奥足ローのコンビネーションでサワーを攻め込む。サワーもガードを固めてパンチ&インローで反撃するが、2Rにシッティチャイのインローが下腹部を捉えると、直後にシッティチャイが放ったボディへのヒザ蹴りでダウンを喫してしまう。結局、サワーはこのダウンを挽回することが出来ず、シッティチャイが判定勝利でAブロックを突破。サワーとしては準決勝・&決勝ともにローブローに苦しめられる不本意な内容でトーナメント敗退となってしまった。

またスーパーファイトに出場したリコ・ヴァーホーベンは距離を潰してヒザ蹴りで攻めるアンドレイ・ヘラスムチク相手になかなかペースを掴めず。2R終盤にヘラスムチクのバックブローをもらってダウンを喫してしまうと、3Rもヘラスムチクのパンチ&ヒザ蹴りの前に反撃の糸口をつかめないままタイムアップとなり、ヴァーホーベンがヘラスムチクに敗れる番狂わせが起きた。2月6日のGLORY19で自らの保持するGlory世界ヘビー級王座防衛戦をエロール・ジマーマン相手に行なうヴァーホーベンとともに、Gloryのキックボクシング界における地位も揺らいでいることが実感できる2015年のスタートとなった。

■Kunlun Fight 14 THE WORLD MAX RETURN試合結果

<Kunlun Fight 70キロ・トーナメントAブロック準決勝/3分3R延長1R>
アンディ・サワー(オランダ)
Def.延長試合放棄
ジャオ・フーカイ(中国)

<Kunlun Fight 70キロ・トーナメントAブロック準決勝/3分3R延長1R>
シッティチャイ・シッソーンピーノン(タイ)
Def.3R by KO
マーセル・グローエンハート(オランダ)

<Kunlun Fight 70キロ・トーナメントAブロック決勝/3分3R延長1R>
シッティチャイ・シッソーンピーノン(タイ)
Def.by judgment
アンディ・サワー(オランダ)

<スーパーファイト/3分3R延長1R>
アンドレイ・ヘラスムチク (ベラルーシ)
Def. by judgment
リコ・ヴァーホーベン (オランダ)

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