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【WEC36】”米のKID”ユライア、まさかの王座陥落!前田は一本負け

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【写真】2005年9月のタイソン・グリフィン戦以来となる敗戦を喫したユライア。ここからどのようなカムバックを遂げるのか、真価が問われる (C) ZUFFA

11月5日(水・現地時間)、米国フロリダ州ハリウッド近郊セミノール・ハードロックカジノで行われたズッファのセカンドブランド=WEC(ワールド・エクストリーム・ケージファイティング)36が開催された。

WECニ大選手権試合に、ジェンス・パルバーの再起戦、日本から前田吉朗が出場を果たすなど好カードが揃った本大会だが、前日の公開計量では、WEC世界ミドル級王者パウロ・フィリョがまさかの体重オーバー。王者による前代未聞の失態を晒したフィリョには、対戦相手のチェール・ソネンに対し、ファイトマネーの1/4を譲渡するペナルティを課せられたが、試合自体は5分×3Rのノンタイトル戦へと変更になった。


ハリケーンによる大会の延期に王座戦の消滅と、大会前より波乱含みのWECフロリダ大会だったが、メインイベントでもアップセットが起こった。WEC世界フェザー級選手権試合、ユライア・フェイバーがまさかの王座陥落。緊張感溢れる立ち上がりとなった王座戦では、マイク・ブラウンがフィジカルの強さをみせ、度々ユライアのバランスを奪うと、直後に左ストレートをヒット。態勢を崩したユライアが、そこからバックエルボーを狙うや、挑戦者の右フックがWECの絶対王者の顔面を打ち抜いた。

ダウンを喫したユライアに、バックを取ったブラウンのパウンドが襲い掛かるとユライアの動きが止まり、2分22秒レフェリーが試合をストップした。

また、ノンタイトル戦となったセミファイナルでは、観客の大ブーイングの中、試合までもが噛み合わないフィリョとソネン。結果、両者は大きなアクションもないまま試合終了を迎えた。優勢に試合を組み立てたソネンが判定勝利を挙げるも、試合前から物言いのついた一戦には“退屈だコール”が沸き起こった。

さらに第8試合では、“MMAレジェンズ”パルバーが、レオナルド・ガルシアと対戦するも、僅か72秒、最後は左右のフックでTKO負け。ユライアでさえ仕留めることができなかったパルバーを秒殺したガルシアは、フェザー級上位戦線で確固たる地位を築いた。そして、第1試合では、日本の前田がハニ・ヤヒーラと対戦。ヤヒーラがバンタム級規定(135ポンド)から2ポンドオーバーとなり、(前田が了承したため)137ポンドのキャッチウェイト戦で行われた一戦は、序盤にヤヒーラをギロチンで追い込んだが、逆にギロチンを極め返され、前田は無念の一本負けを喫した。

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