【UFN170】体重オーバーのケビン・リーに屈せず。シャーウス・オリヴェイラがギロチンで一本勝ち
<158.5ポンド契約/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3R0分28秒by ギロチンチョーク
ケビン・リー(米国)
跳び前蹴り、左ジャブ、そして跳びヒザを見せたオリヴェイラが、2度目の跳び前蹴りをリーの顔面に当てる。ジャブの交換からオリヴェイラが左アッパー、リーは左フックを振るう。右を当てたリーは、ローを蹴られても左ボディフックを入れ、左ジャブをダブルでヒットさせる。テイクダウンに出たオリヴェイラは、下になるとヒールフックへ。スクランブルに持ち込み下になったオリヴェイラが、足関節を仕掛けてバックを狙う。リーはここで体を反転させてトップを取り切る。
オリヴェイラは50/50からヒールへ。ここもツイストして正対しようとするリー。自ら足を抜いたオリヴェイラは三角絞めを防がれても、巻き込むようにトップへ。リーもリバーサルに成功し、パス狙いから逆ハーフへ。足を戻したオリヴェイラに対し、リーが勢いのあるパンチを落とす。さらにエルボーを入れた体重オーバーのリーが初回を取ったか。
2R、オリヴェイラがスピニングバックフィスト、ガードしたリーが右を伸ばす。オリヴェイラが後ろ回し蹴りを繰り出すが、左を被弾してコンビネーションで右を打たれる。跳びヒザ狙いから着地して左ジャブ、右ストレート、さらに右アッパーを打ち込んだオリヴェイラが打撃でも攻勢に出る。
明らかに疲れたリーに対しオリヴェイラが前に出てアッパー、前蹴り、さらにヒザを突き刺す。右フックをテンプルに入れたオリヴェイラは、ヒザにダブルレッグを合わせると、すぐに下から腕十字、さらにオモプラッタから三角絞め、腕ひしぎ腕固めと流れるようにサブミッションを仕掛ける。
それでも腕を抜いたリーは、スクランブルからボディロック&小外掛けで上を取りハーフ&枕で抑える。リーを休ませてしまったオリヴェイラは、足を戻し、立ち上がられると50/50に捕える。オリヴェイラはパウンドを受けたが、ラウンドを取り返した。
3R、跳び前蹴りを見せたオリヴェイラ。リーもハイキック、左フックを振るう。直後にシングルに出たリーをギロチンに捕えたオリヴェイラがハーフで固め、タップを奪った。技を解いたオリヴェイラに対し、なぜかリーが組んでいったがすぐにレフェリーが割って入った。
これで7試合連続フィニッシュ勝利となったオリヴェイラは「もう準備はできている。ベルトは俺のモノだよ」と話した。