＜決勝第1試合／8分1R＞
中村大輔（日本）
Draw.
PJ・バーチ（米国）

立ちレスからワキをダックアンダーでバックに回ったバーチが、そのまま寝技に持ち込みRNCを狙う。両足をフックしたバーチは、中村が亀になると一度足が抜けたが、背中に乗り直し両足をフックする。ワンフックのバーチに中村がキムラロックへ。

立ち上がった中村はクラッチを取ったまま前転へ。背中についたバーチはアームロックを許さない。バックから抜けると同時にブレイクが掛かり、中村が思わず声をあげる。スタンドで再開し、またもバーチがバック&グラウンドへ。腕十字に移行しようとしたバーチを制した中村。バーチは右腕をアゴの下に回し腹這いに。ロールしながらクラッチを切った中村はワキをすくわれた状態が続き、前方に下りながらバーチが腕十字を狙う。

中村はガードの中に納まるとバーチがキムラを仕掛け、腕十字へ。中村が腕を抜き、上を取ったところでタイムアップとなった。

＜決勝第2試合／8分1R＞
リッチー・マルチネス（米国）
Def.5分24秒by ダースチョーク
桜庭和志（日本）

キムラを警戒し、シッティングのマルチネスは桜庭のパス狙いにバックに回りトトラックポジションへ。足をタイトにクラッチしたマルチネスが、レッグスプリットからトップへ。腕を取りにいく桜庭に対し、マルチネスは足を跨ぐ。ここでブレイクが入り、マルチネスに指導が与えられ試合はパーテルから再開する。

ロールしてシッティングを取ったマルチネス、桜庭は正面に座る形のヒザ固めへ。体を起こしたマルチネスにギブアップと尋ねる桜庭。マルチネスは笑顔でノーと返答し、枕から足を抜きにかかる。同時に左腕を取りにかかったマルチネスはキムラを仕掛ける。

腕を伸ばして耐える桜庭に対し、ついに足を抜いたマルチネスがダースチョークへ。声を挙げた桜庭は足をばたつかせタップした。

＜決勝第3試合／8分1R＞
ハイサム・リダ（ガーナ）
Def.1分23秒by 腕十字
リッチー・マルチネス（米国）

シッティングのマルチネスに、ハイサムがパスを仕掛ける。胸を蹴るように足を差し入れ、パスしたハイサムが腕十字へ。クラッチしたまま左手を伸伸ばされたマルチネスがタップし、ハイサムはこの日4つ目の一本勝ちを手にした。

＜決勝第3試合／4分1R＞
ジオ・マルチネス（米国）
Def.0分45秒by ギロチンチョーク
ハイサム・リダ（ガーナ）

ジャンピングギロチンを狙ったジオは届かず、シッティングからインヴァーティッドガードへ股間に入り、スイープを狙う。起き上がってきたハイサムにギロチンを仕掛けたジオは、一旦スプロールしてテイクダウンを防ぐと、後方回転しマウントへ。このまま絞めあげ、ファイブフィンガーでハイサムからタップを奪った。

＜決勝第4試合／8分1R＞
ジオ・マルチネス（米国）
Draw．
所英男（日本）

試合開始直後にジャンピングギロチンを狙ったジオ、所のダックアンダーにマウントを奪う。ブリッジからロールして上を取った所に対し、ジオはクローズドを経てシッティングへ。足を取ったジオに対し、所は反転して引き抜くと、正面から足首を掴んでコントロールを狙う。ジオはリバース・デラヒーバからノーギベリンボロのような要領でバックを制して。前転の所を逃さず四の字フックの態勢を取る。

起き上がり、回るところの背中に張り続けるジオはトラックへ。腰を抜いて、逆にトラックの入りかけた所が立ち上がる。マット中央で再開となると、所はリバースデラヒーバから反転して股間に潜ったジオがトーホールドへ。腹ばいになって足を抜いた所は、キッス・オブ・ドラゴンを嫌がり同じ形に捉えられて足を抜くという攻防を続ける。

側転で沸かせる所は、ジオがスタンドに戻ると足払いで倒す。ここでも同じ攻防の繰り返し、所がついに頭を抱えにいくも、ジオは左腕を差してバックを伺う。ウィザードで防いだ所は、スタンドから右ヒザを入れ、ジオの左足を抱えて、ステップオーバーからストレートフットロックへ。腹ばいで足を取る所だが、ジオはヒザを抜いており、これでは極まらずタイムアップとなった。

＜決勝第5試合／8分1R＞
アミール・アラム（米国）
Def1分43秒by RNC
ユン・ドンシク（韓国）

初戦でヒザ十字を極められているアラムに対し、ユンが引き込む。ハーフでトップを取ったアラムはアームロックから、ユンを動かしてバックマウントを奪取する。ワンフックから両足をフックしフェイスロック、喉下に腕をこじ入れたアラムがユンからタップを奪った。

この結果アラムとアダム・サックノフが残った10thPlanet勢が、Quintet02を制した。

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