＜バンタム級／5分3R＞
アイヴァン・メンジバー（カナダ）
Def.1R3分45秒 by リアネイキドチョーク
ジョン・アルバート（米国）

まずはローを放っていったアルバート。ローが交錯し、左ミドルを続ける。左から右、左ハイと矢継ぎ早に攻撃を仕掛けるアルバートは、続いて首相撲からヒザ蹴りへ。

だが、勢いに任せて手を出すアルバートに、メンジバーのスピニングバックフィストがヒット。バランスを崩したアルバートからテイクダウンを奪ったメンジバーは、余裕をもってオモプラッタを受け流し、鉄槌を連続して落とす。続く三角からの腕十字を凌いだメンジバーに、アルバートはヒールフックへ。足を抜いてバックに回ったメンジバーは、亀の態勢のアルバートのワキ腹を蹴り上げる。

立ち上がったアルバートは、パンチから左ハイキックで攻勢にまわると、続くヒザ蹴りは、グラウンド・ポジションでの反則にも見えたが、レフェリーは中途半端なアクションで試合を続行させる。さらにヒザを受け、体が沈みそうになったメンジバーは、一瞬の隙をついてバックに回り込むと、形勢逆転。背中を預けた瞬間から、動きをピタリと止めたアルバートに対し、パンチを落として背中を伸ばしたメンジバーがリアネイキドチョークで一気に試合を決めた。

勝ったメンジバーは「（ピンチの時）サクラバだったら、どうやって戦っただろうって思って戦ったんだ」とコメント。インタビュアーのジョン・アニクは反応できなかったが、勝者は意気揚々とオクタゴンを後にした。

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