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【EJJC2017】ライト級、岩崎正寛×アンドレ・マーシオは実現するか。ミドル級にADCC世界王者見参

Iwasaki【写真】岩崎にとっては異様に長いインターバルとレフェリーのジャッジ、首を傾けたくなるような出来事が続いたマーシオ・アンドレ戦から2年。再戦は実現するか (C)MMAPLANET

今週の17日(現地時間・火曜)から22日(同・日曜)にかけて、ポルトガル、リスボンにあるパヴィラォン・ムルチウソス・ジ・オジヴェラスにてIBJJF(国際柔術連盟)主催のヨーロピアンオープン柔術選手権が開催されている。ヨーロッパを中心に、各国から強豪が参戦するこの大会の見所を、3回に分けてお届けしたい。第2回は中量級3階級の見どころとなる。


Andre【ライト級】
本命は、昨年の世界選手権にてコブリーニャからパスガードを奪い勝利し、世界を驚かせてみせたマーシオ・アンドレ(ノヴァ・ウニオン)であることは間違いない。世界選手権の階級別ではフェザー級で出場するアンドレだが、しばしば無差別級にも進出し、重量級の世界的強豪と互角にやり合う底知れぬ地力の持ち主だ。

今回、打倒アンドレをぜひ期待したいのが、一昨年の本大会フェザー級にてアンドレと対戦し、レフェリー判定で敗れたものの互角の攻防を展開した日本の岩崎正寛(カルペディウム)だ。昨年はニューヨーク・オープンにて強豪のマンシャー・ケラを倒して準優勝に輝き、その実力が世界レベルであることを証明した岩崎。必殺のハーフガードからスイープと、レスリングを取り入れたことで完成度の挙がったテイクダウンと盤石のトップゲームをもって、ムンジアルに向けて幸先の良いスタートを切れるか。アンドレ戦は世界との格好の物差しとなる。

さらに同階級には、MMAでも本拠拠点のホドリゴ・カポラル、インヴァーテッド・ガードでも有名なアンドリス・ブルノフスキスというアトス勢も参戦している。

Ramos【ミドル級】
最注目は、15年のADCC世界大会を制したダヴィ・ハモス(アトス)。ルーカス・レプリを飛びつき(飛びこみ?)十字で一瞬で仕留めて世界を驚嘆させてみせた極め力を、道着ありの舞台でも発揮できるか。

同階級ではジェイミー・カヌート(GFチーム)、マルセロ・ティノコ(アリアンシ)といった強豪もエントリーしている注目が集まる。

Calasans【ミディアムヘビー級】
15年に世界選手権のミドル級と、ADCC無差別級、ギありとノーギ双方の世界最高峰を制覇するという偉業を成し遂げたクラウジオ・カラザンス(アトス)が大本命。ムンジアル出場権を手にしているなかで、アジア選手権につきヨーロピアンにも出場と実戦トレを行っている。昨年の世界柔術では、新星ガブリエル・アルジェスの膝十字に不覚を取った元世界王者の──2017年のスタートに注目したい。

カラザンスの対抗馬としては、昨年ホムロ・バハウに敗れて3位となったパトリック・ガウジオ(GFチーム)らが挙げられよう。その他若手やヨーロッパ勢の中から、大物食いを果たして世界を驚かせる選手が現れることに期待したい。

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