【UFC131】公開計量でケン・フロに大ブーイング
明日、11日(土・現地時間)に大会を控えるUFC131「Dos Santos vs Carwin」の公開計量がバンクーバーのダウンタウン、ジャック・プール・プラザで10日(金・同)に行われた。計量開始1時間前から続々と集まり出したファン、UFC人気の高さもさることながら、地元のNHLチーム=バンクーバー・カナックスが、スタンレー杯決勝を戦っており、そのユニフォームを来たファンの数も相当数に上った。
【写真】ブルーインズのユニフォースを着て、大ブーイングを浴びたケニー・フロリアン、初のフェザー級戦にボディはキレキレだった。 (C) MMAPLANET
そんな計量会場で、最も大きなブーイングを浴びたのは、意外にもケニー・フロリアンだった。ボストン在住のケン・フロは、カナックスとファイナルと戦っているボストン・ブルーインズのユニフォームを身に纏ってステージに上がり、笑顔でユニフォームを誇示。一方、先にステージがあがっていた対戦相手のディエゴ・ヌネスが、カナックスのユニフォームを着ていたため、計量会場ではヌネス・コールが起こるほどだった。
【写真】一際、頑丈そうなボディを披露したシェーン・カーウィン。ジュニオール・ドスサントス戦に関して、「KO決着」を宣言した(C) MMAPLANET
第一試合出場のため、二人目に登場した小見川道大は自信に溢れた表情を浮かべ、計量をパス。その後はメインで対戦するジュニオール・ドスサントス、シェーン・カーウィンまで滞りなくウェイインは行われた。ライト級Spikeファイトに出場するイーブス・エドワーズは、スーパーマンのマークが中央に描かれたアンダーウェアで会場の笑いを誘うと、計量後にクッキーをパクリ。対戦相手のサム・スタウトと向かい合うや、クッキーを手渡し、二人で口もモグモブさせながら写真撮影に収まった。
メインで対戦する両者は、互いにKO決着を宣言し、公開計量は終了した。そして、出場選手がバックステージからホテルに引き上げ、会場の撤収作業が行われているなか、元WECマッチメイカーで日沖発にラブコールを送り続けていたショーン・シェルビーと、その当人が立ち話をしている場面が目撃されている(大会観戦用にチケットを受け取る場所の確認を行っていたという話)。
■UFC131「Dos Santos VS Carwin」計量結果
<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス:239ポンド(108.4キロ)
シェーン・カーウィン:254ポンド(115.21キロ)
<フェザー級/5分3R>
ケニー・フロリアン:146ポンド(66.22キロ)
ディエゴ・ヌネス:145ポンド(65.77キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ユノラフ・エイネモ:261ポンド(118.38キロ)
デイブ・ハーマン:233ポンド(105.68キロ)
<ミドル級/5分3R>
デミアン・マイア:186ポンド(84.36キロ)
マーク・ムニョス:186ポンド(84.36キロ)
<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ:155ポンド(70.3キロ)
ヴァグネル・ホシャ:155ポンド(70.3キロ)
<ライト級/5分3R>
サム・スタウト:155ポンド(70.3キロ)
イーブス・エドワーズ:155ポンド(70.3キロ)
<ミドル級/5分3R>
ジェシー・ボンフェルツ:185ポンド(83.91キロ)
クリス・ウィードマン:186ポンド(84.36キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
クリストフ・ソジンスキー:205ポンド(92.98キロ)
マイク・マッセンツィオ:201ポンド(91.17キロ)
<ミドル級/5分3R>
ニック・リング:185ポンド(83.91キロ)
ジェイムス・ヘッド:186ポンド(84.36キロ)
<フェザー級/5分3R>
ダスティン・ポイエー:146ポンド(66.22キロ)
ジェイソン・ヤング:145ポンド(65.77キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ジョーイ・ベルトラン:247ポンド(112.03キロ)
アーロン・ロサ:261ポンド(118.38キロ)
<フェザー級/5分3R>
小見川道大:145ポンド(65.77キロ)
ダレン・エルキンス:145ポンド(65.77キロ)