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【BFC20】シーズン1準優勝ヒース、ヒザが抜け無念の敗退

2010.05.29

Shlemenko■ミドル級トーナメント準決勝/5分3R
アレクセイ・シュレメンコ(ロシア)
Def.3R2分20秒/TKO
ジャレッド・ヒース(米国)

【写真】シュレメンコがよく見せるバックハンドブロー。前シーズン準優勝のジャレッド・ヒースを負傷からみながら破った (C) KEITH MILLS

鋭い左ローを見せたシュレメンコ、オーソドックスの構えのヒースの前足を続けて蹴り上げていく。蹴りを受けながら前に出るヒースが、ダブルレッグでテイクダウンを奪うと、そのままサイドからバックへ。小手を巻いて耐えるシュレメンコは、自らツイスターで追い込まれるようなポジションになり、バックを許す。ヒースはボディへのエルボーを落とし、両足をフックするが、すぐに自ら右足のフックを解いて、リアネイキドチョークへ。

右足のフックがないため、体の向きを変えることが可能になったシュレメンコは、バックを取られたままで立ち上がることに成功する。ヒースはバックス―プレックを狙うが、シュレメンコが重心を前に持っていき、ここは耐え切る。ならばと向かい合ったヒースは、ハイクラウチからテイクダウンを奪う。再びバックをうかがったヒースだったが、乗り過ぎで前方に振り落とされてしまう。


試合がスタンドへ戻ると、シュレメンコはスピニングバックフィストから、後ろ回し蹴りへ。蹴りに合わしヒースは前に出て距離を潰してダブルレッグ、さらにバックへ。シュレメンコが腕を極めながら、後方へ投げを打つが、ヒースがトップを奪う。下になったシュレメンコは、即座にオモプラッタを仕掛けるが、ロックが外れまたもヒースにバックを許し、初回を終えた。

2R、開始早々テイクダウンを狙ったヒースに対し、シュレメンコはギロチンで切り返す。首を引き抜いたヒースは、左右のパウンドをボディ&顔面に落とす。クローズドガードを取り、下からパンチを伸ばすシュレメンコだが、上を取ったヒースのパンチの方が威力がある。

シュレメンコのクローズドがオープンになるやいなやパスを狙うヒースだが、シュレメンコはトライアングルへ。左に回り、ロックを解いたヒースはそのままバックへ。仰向けになりハーフに戻したシュレメンコが、ヒールを仕掛ける。体を捩じってエスケープに成功し、そのままトップを奪ったヒースだが、放たれるパウンドにパワーが感じられない。シュレメンコがハイガードから三角を仕掛け、ヒースはトップキープでこのラウンドを凌ぎ切る。

3R、シュレメンコが開始早々バックスピンキックを狙うが、ヒースは直後にダブルレッグでテイクダウンへ。クォーターの状態から向かい合ったシュレメンコは距離を取り、再びテイクダウンを狙ったヒースにヒザを突き上げる。両ヒザをつき、しゃがみ込んだような姿勢になったヒースに、パンチを放つシュレメンコだが、力が入り過ぎたのと距離を詰め切れなかったせいで、拳は空を切る。

シュレメンコは立ち上がろうとしたヒースをがぶり、バックへ回る。ヒースは前転からクローズドガードへ。インサイドで攻め手のないシュレメンコは、担ぎ狙いが未遂に終わると立ち上がる。シュレメンコの腰骨の当たりを蹴り上げたヒースも立ち上がろうとしたが、足がもつれて思うように動けない。と、ここでレフェリーが試合をストップ。ヒザ蹴りを受け、両足をついたときにヒザを強打し、担ぎの際に捩じれてヒザが抜けてしまったヒースは、無念のTKO負けとなり準決勝敗退となった。

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